北斗神拳伝承者に最も近かった男、トキ。
北斗の次兄、ラオウとは血のつながった兄弟です。
パチンコには出てきませんが、カイオウ、サヤカとも血がつながっています。
その拳は流麗にして甘美（有情拳）。
「北斗神拳史上、もっとも華麗な技を持つ男」や、「空中戦こそ最も得意とするところ」など、彼を称えるフレーズは枚挙にいとまがありません。
それなのになぜ伝承者になれなかったのか。
それは彼が「不治の病」におかされていたからです。
246が揃ったとき核戦争が起こったとき、トキはケンシロウとユリアを核シェルターに押し込み自分は外へ。
放射能に汚染された「死の灰」を被ってしまいます。そのおかげで彼は日中でも死兆星を見ることができるようになりました。
死の灰を孤独に２週間被っていたトキ
限られた時間のなか、彼は闘いを避け、北斗神拳で人々を治療していきます。
そこが「奇跡の村」、そして現れるのが我らがヒーロー、アミバ様です。
まぁ天才ですから。
トキはその優しい性格から、最後に相手に苦痛を与えない「有情拳」を多用します。
初登場
サウザーリーチでケンシロウは「天破活殺」という技を使いますが、原作ではその後に「北斗有情猛翔破」という有情拳の一種でとどめをさします。そちらはサウザーで説明します。
原作でトキはラオウと2度激突しますが、今回のパチンコでリーチになっているのは２回目のほうです。
すでに聞き飽きたこの台詞に表されるように、彼の拳は「柔の拳」。力には力で抗わず、相手の力を利用する、そんなスタンスです。
そんな彼がこのラオウ第２戦では力で押しまくる「剛の拳」を使用します。
やはりラオウを目指していました。
そしてカットイン名セリフ！
プレミアの理由が解りますね。
このシーンは熱かった。パチンコではドデカで登場。
しかし結果は…
この力は命と引き換えに一時的な剛力を得る秘孔、「刹活孔」を突いたことによるものでした。
「刹活孔」は内腿にあります。ラオウ昇天前、ファルコ（パチンコ登場せず）の死亡前にも使用される重要な秘孔ですので、覚えておきましょう。
命を削る秘孔と書きましたが、トキはここでは死にません。
彼はユリアの兄、リュウガを抱いて死にます。このシーンは全回転で。
ユリアと言えば、トキもユリアに惚れてました。ユリアはモテすぎです。
無想転生トキでお別れ。
