ビートパターンには2ビートというものがあります。
2ビートは、拍の頭にバスドラムを叩いて、拍の裏でスネアを叩くビートパターンです。
2ビートのハイハットは、八分音符で8回叩くか、スネアと一緒に拍の裏で叩きます。
2ビートはアップテンポな楽曲で使われるビートパターンで、メロコアやパンク、メタルといったジャンルで使われる事が多いです。
基本的に2ビートでは、スネアは拍の裏で固定して叩くパターンが多く、2ビートのパターンとしてはバスドラムを16分音符で二回叩いたり、16分音符を休符で入れてシンコペーション気味に叩くパターンが使われます。
表打ちのビートパターン
2ビートは、拍の裏が強調されるようなビートパターンでしたが、それとは逆の意味合いとしての「表打ち」というビートパターンがあります。
「表打ち」、または、「頭打ち」と呼ばれるビートパターンでは、拍の表をスネアで叩きます。
そして、3拍目と四拍目の拍の裏でバスドラムを叩いたりします。
スネアは、ビートの中でアクセントを付ける働きがあるので、拍の頭でスネアを叩くと、拍の頭が強調されて、拍の表をしっかりと刻むようなリズムになります。
そのため、「表打ち」、または、「頭打ち」のビートと呼ばれます。
「表打ち」のビートは、イントロやサビなど、曲のセクションにおいて目立たせたい箇所で使われる事が多いです。