やはり「ミッチー」とか「王子様」なのか?
今なら水谷豊の「相棒」としての方が、一番有名かもしれない(ドラマは1回も観たことないけど・・)
私としては、まずCM(多分マツモトキヨシ)でのあけすけな王子様ぶりに、
まず度肝を抜かれたのをよく覚えている(笑)
その後TVで何回も観る機会があったが、及川光博はあの「王子様」キャラをかなり過剰に
しかも確信犯的にやってのけているということが、非常に驚愕だったのだ。
本業がミュージシャンだったと知ったのは、何がきっかけだったかはよく覚えていないが、
その王子様ぶりをとことん醸し出すその音楽(特にPV)に、これまた驚いた。
しかも作詞作曲もやり、LIVEの演出も自分で手がけていると言う。
完全なエンターテイナーなのだ。
とあれこれ書いているものの。
私は、及川光博の音楽をCDとかでちゃんと聴いたことが、実は一度も無い。
インタビュー記事は何回か読んだことがあり、
実はかなりの屈折を抱えて生きてきた人なのだということは一応知っている。
でもそれぐらいで、LIVEに行ったことはもちろんないし、DVDを観たことも無い。
なので私は、及川光博の「本質」をまるで理解していない人間だと思う。
ファンからすれば非常に申し訳ないのだけれど。
なのに何で今、及川光博のことを書いているかというと、
先日初めてアルバムを聴いたからだ。
GOLD SINGER(ゴールドシンガー)/及川光博

¥3,150
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タイトルは「ゴールドシンガー」
2004年の作品で、オリジナルではなくカバーアルバムだ。
手に取った最大の理由は、岡村靖幸の「聖書」をカバーしていると聞いたから。
及川光博は岡村ちゃんの大ファンで、リスペクトしているという話は聞いていたし、
音楽的な影響はかなり受けているのではないか?と勝手に思ったりしていた。
だが正面切って岡村ちゃんの曲をカバーするのは初めてのことではないか?
非常に興味をそそられて聴いてみた。
まず全体として。
選曲がうまい。カバー曲ながら及川光博の世界観にぴったりの曲揃いだ。
1曲目は「恋=DO!」
誰の曲か分からなかったが、田原俊彦の曲だったことを一聴して思い出した。
曲は知ってるのにタイトルが思い出せなかったとは・・(苦笑)
「君は薔薇より美しい」(布施明)「君だけに」(少年隊)「2億4千万の瞳」(郷ひろみ)
と続くが、タイトルだけでお腹一杯になりそうな感じ。
意外な選曲だったのが「NANA」(チェッカーズ)
「ギザギザハートの子守唄」は誰かがカバーしていた気がするが、他はあまり聞いた事が無い。
「NANA」はチェッカーズ後期の曲で、自分たちのオリジナル曲で最初にシングルを切った曲でもあるのだが、
この辺の曲をカバーする人は、及川光博がはじめてなのではないだろうか?
後期チェッカーズのファンとしてはうれしかった。
意外なもう1曲は「ボクハナク」(ムーンライダーズ)
これはマニアックだが、ナイスな選曲。
なんか及川光博の奥深さが垣間見れる気がする。
歌い方はどこをどう聞いても及川光博そのものだ。
だから逆に、アレンジでどう料理しようかとかいうアプローチに強さ・新鮮さを感じなかったのだが。
あくまで「歌」で勝負しようとしたのかもしれない。
で、肝心の「聖書」だが。
まさかオリジナルにもある、岡村ちゃんの最初の変態チックな語りまで
カバーするとは思わなかった・・。
しかもエロい(笑)
でもこの変態性については岡村靖幸の方が上、というより別格なんだなと再認識した。
やはり日本音楽界においての数少ない天才の一人なんだよ岡村ちゃんは・・。
と思っていたのだが。
気になって及川光博のLIVE映像をyoutubeで探してみたら、
2011年のLIVEがあったので少しだけ観てみた。
変な感じですごいわ・・・・。
最初に言った「王子様」的な変さ、凄さがハンパない。
「俺はモテモテなんだぜ!」的なものをこうも全面的にさらけ出すとは・・・。
岡村ちゃんと比較してどうこう言ってしまったが、
及川光博もまた、及川光博でしかなりえないのだと実感した。
・・いやまだまだ前々分かってないんだろうけどね。
凄いと思ったLIVE映像がこれ。
及川光博 今夜、桃色クラブで
やはりオリジナルアルバムも聴いてみなければなるまい・・・。
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