
”これは峰不二子だけの物語ではない。私たちの物語だ。”
ようやく物語の全貌が語られるときが来た。
どう風呂敷を畳むのか非常に気になったが、見事だったと思う。
私はアニメに限らず、ミステリー小説などを読むときは、先読み・深読みせずにまんまと騙されるたちなのだが、
今回も素直に騙され、そして驚いた。
ルイス・ユー・アルメイド伯爵の正体。
それは・・・。

救われるべきは峰不二子だけではなかった。

”私の娘を救ってくれ”
父親に人生を翻弄された女の子は、あのフリッツカイザー博士の娘。
真の黒幕はそのアイシャだった・・・。

アルメイド伯爵による度重なる実験の末、アイシャは寝たきりになってしまった。
そしてアルメイダ伯爵が死んだ後も彼女は他の少女に実験を続けた。
自分の人生を奪われたアイシャは他者の人生に激しい執着を持っていた。
そこで自分の記憶を少女たちに入れ込み、そしてどう生きるのかをチェックしていた。
結果は散々だったが、唯一自由に生きた女がいた。
それが峰不二子─

アイシャが夢見た人生を生きた峰不二子。
だがそれは喜びから嫉妬へ。
過去の記憶を封印した不二子を苦しめるべく、行動を起こした。
だがルパンの介入によって、埋め込まれた記憶ではなく、
本物の記憶を取り戻してしまった不二子。その正体は。

”アイシャ。私はあなたの畏怖で動いたわけじゃない。
泥棒稼業だって、セックス遊びだって。
もともと私は、そうして生きてきたの。
どんな過去を植えつけられたって、私は私でしかないわ。
これが、峰不二子という女。”
そう。峰不二子は最初から峰不二子だったのだ。
例え記憶を上書きされたとしても。
”私は、過去に殺されたりなんかしないわ”(第2話より)

”ほら見て!これが私の世界。私は自由よ!”
結局、最後までルパンファミリー全員での共闘はなかった・・。
次元と五右衛門の対決は想定外だったし、オスカーも最終的に救われたのだろうか?
何度も言うがやはりこれは最後まで「峰不二子の物語」だったのだ。

五右衛門のセリフ「そなたの本当(真実)は、拙者のガールフレンドだ」
結論はそれかい!(笑)もっと本質的なことを言うかと思ったんだけどなぁw

最後の最後でのルパンのセリフ
「─じゃあな峰不二子。いや・・・ふじこちゃぁぁん!!!」
やられたぜ、ルパン!!

そして再び車に同席するルパンと次元の姿が良い!
もうひとつ残念だったのは、あの昔のルパン三世のテーマのリメイク版が最後に流れるんじゃないかと
期待していたのだがあてが外れた。さすがに菊地成孔はそういうことはしないか・・・。
ともあれ、サントラも楽しみだ。
いやTVシリーズも、もう1回やらないのだろうか。
毎年のルパンスペシャルじゃなく、このテイストなら大歓迎よ!!
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