この春,高崎北高校に合格した箕郷中の男子2名の合格体験記をご紹介させていただきます。
私は英語が1番苦手で他の教科と比べても特にテストの点数が悪かったです。クレストで配られた英語のプリントを何度も何度も復習しました。そのおかげで志望校に合格することができました。(箕郷中/M・Tくん)
何とか無事に後期で志望校に合格できました。自分でも合格発表まで不安でしたが,CRESTのプリントや授業のおかげで第一志望の高校に入ることができました。(箕郷中/S・Aくん)
2人とも実にあっさりとした合格体験記ですが,2人とも実に私の頭を悩ませてくれた強者です。
M・Tくん。とても礼儀正しく,真面目な子です。こちらが何か指示や注意を与えると,毎回気持ちいいくらいの爽やかな返事が返ってきます。自分としては当然その声を信じます。その爽やかな返事がこちらの期待を裏切るはずがないと…。
S・Aくん。口数は少なく,つぶらな瞳が印象的です。こちらが何か指示や注意を与えると,毎回つぶらな瞳で小さな返事が返ってきます。自分としては当然そのつぶらな瞳を信じます。そのつぶらな瞳がこちらの期待を裏切るはずがないと…。
中3受験生は毎年,志望校や成績状況に合わせて,個々に作戦を練ってきめ細かく受験指導に臨みます。長年やってますからこちらもそれなりに引き出しは豊富です。しかしながら,M・TくんとS・Aくん,過去の指導経験がまったく通用しないくらい,受験指導では最後まで非常に手こずりました。
爽やかな返事やつぶらな瞳とは裏腹に,こちらが与える指示や注意がなかなか本人の言動や結果に反映されません。百戦錬磨のベテランボクサーの繰り出すパンチが無尽蔵のスタミナでことごとく吸収されていくような感じです。こちらは過去の経験則から「このパンチは絶対有効打となるはずだ」と何度もパンチを打ち込みますが,自分のパンチが相手に効いているような手応えを感じません。
かつてない強者の2人を相手に奮闘は最後まで続きます。塾で2週間以上に渡り行われた後期対策の最終日,翌日の後期選抜2日目の試験を前に,2人の最大の苦手科目である英語の最終確認をします。へとへとになった私の最後に繰り出したパンチです。もう今となっては,本人もその内容は覚えてないでしょう。
合格発表日,これまでの心配が大きな喜びに変わりました。過去の事例を見てもかなり厳しい状況でしたが,2人とも見事な逆転合格となりました。熟練ボクサーのパンチもようやく報われたようです(笑)。M・Tくんの数学,S・Aくんの社会は高北に行っても楽しみです。自分の好きな道を究めて,新たな環境でも頑張ってほしいと思います。
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