ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第一番 昨日の朝、初採りしたキュウリとミニトマト ベートーヴェンにしてはなんとも愛らしい音楽。 今、採りたてのキュウリをかじるような、歯切れよさと みずみずしさ。 大きな葉には、昨夜の雨が小さな粒になって残って いた。第2楽章のしっとりと落ち着いた静かな調べを 聴きながら、それを思う。 シュナーベルが、いとおしいほどの柔らかいタッチで 奏でている。 最もすばらしいく思ったのは第3楽章。 こんなメヌェットがあったのか。妖艶とでも言いたくなる。