またもやモーツアルトですが、ヴァイオリン協奏曲
第3番をシュナイダーハン/ベルリン・フィルで
聴きました。
以前にこの曲は、グリュミオー/デイヴィス指揮の
ロンドン響でブログで取り上げたと思うのですが、
シュナイダーハンは初めてです。と言うより、実は
このヴァイオリニストのディスクはこれ一枚です。
確か中古で買ったLP盤ですが、その時期をよく覚
えていません。かつ、聴かずに置いてあったようで、
今回初めて聴いたのか(恥ずかしいほど頼りない)。
ともかく、演奏の印象は非常に几帳面と言えそう。
第一楽章などやや遅めのテンポできちっとしたリズム。
伴奏が歯切れよい感じでした。
第二楽章は優美でいいですね。低音のピチカットが
印象的に響きます。
第三楽章のロンドでは、中間部が短調のアンダンテに
特徴がありますね。
久しぶりに聴きましたが、確かに名曲です。
グリュミオーと聞き比べは出来ていませんが、もう
少し艶やかな雰囲気が私の好みに合うのかも・・・。
なお、シュナイダーハンが指揮を兼ねています。