シフのバッハ イタリア協奏曲 他 | 音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

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クラシック音楽に目覚めたのはSP時代だった。知人から借りたレコードが
きっかけ。後にLPを集めたりしたが、時に感動して涙した頃が懐かしい
な~。/

主に四季の花や自然の風景などビデオ撮りした動画に、出来るだけ自作のBGMを付けて載せたいと思います。


音に巡る想い
     シクラメンの鉢を翌年も使うのに、別の方法
     があって、それは花後に肥沃な土の鉢に植え
     替えて株に活力を与え、成長させて夏を越す
     やりかた。
     この方法を一回試したことがあったが、その
     方が立派な花を付けた記憶がある。

     いずれにしても、もっと若い頃の話。今は面倒
     くさくて、翌年新たな鉢植えを買うことになる。


  3枚買ったLPの見本盤の最後は
  アンドラー・シフのバッハ。


おお、なんと これはいいです。 感嘆!

イタリア協奏曲、フランス組曲 第5番、及び
フランス風序曲の3曲が入っていますが、
先ず、第1面の2曲を聴きました。


イタリア協奏曲は専らグールドを聴いてきた耳には、
先ずかなり柔らかくてテンポが遅い感じ。
(グールドが一寸せっかちな感じなのかな)。
聴き進むうちに、強弱ときめ細かい表情があって、
その趣きがなんともいいのです。
最後の楽章こそ、テンポはグールドなみですが、
表現に幅があって表情が豊かなんですね。
いや~、良かった!



次のフランス組曲 第5番は、CDでアンドレィ・
ガヴリロフを聴いてからは、グールドより好きに
なったのですが、今度のシフはそれより更にいい。
左手の音に情趣があり、流麗でしんみりした歌が
ありますね。
最後のジーグも単調なリズムの反復だが、心憎い
ほどの磨き抜かれた感情の表現がありました。


すぐれた技巧とすばらしい感性が感じられて、うっ
とりしてしまいます。


実はこれまで、シフの演奏をあまり知らなかった。
こんなロマンの香すら漂うバッハを聴いて、本当に
幸せ(^。^)!