幼鳥が親鳥の仕草を見覚えながら | 音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

クラシック音楽に目覚めたのはSP時代だった。知人から借りたレコードが
きっかけ。後にLPを集めたりしたが、時に感動して涙した頃が懐かしい
な~。/

主に四季の花や自然の風景などビデオ撮りした動画に、出来るだけ自作のBGMを付けて載せたいと思います。

雛6羽の中、4羽を小鳥店に引き取ってもらって、さて
親子2羽づつになった文鳥は、ケージの出入り口を開くと
親鳥はすぐに外へ飛び出しても、生後1ヶ月余りの雛鳥は
籠の中に居残っていた。
そして、親鳥が人の腕や手に乗って遊ぶ様子を、じっと
目を凝らすようにして見つめていたものだ。

やがては、恐る恐る外に飛んで出ても、飛行はただ直進
あるのみで、壁などにぶつかっては、そこを滑り落ちるしか
仕方なかった。

しかし数日も経つと、方向転換と下方に飛ぶことを覚えてしまい
ます。
そうすると、私の傍で羽ばたきしながら空中で数秒間静止した
り、瞬間的に肩に止まったりするようになりました。

親鳥が人の身体に止まるのをちゃんと見覚えたのですね。


そんな数日の期間を経て、一昨日私がパソコンに向かっている
と、いつものように親鳥が私の腕に止まります。よほど邪魔を
しない限りは勿論追い払ったりはしません。
その時です。ふと気が付くと片方の腕に幼鳥が一羽止まって
いました。あれっ、何時来たの?・・・・・・・ 体重が軽いから
キーボードを叩いていると、全く気が付かなかったのです。
するともう一羽の幼鳥がやってきて、やがて文鳥の親子2羽
づつ、4羽が右腕の上に並んで座り込んでしまいました。

そして、やがてお昼寝する様子でした。


こうなると、もうパソコンを続けるのを憚りたくなりました。
席を移してじっと見守ると、そのまま4羽が腕の上にくっついて
寝てしまいました。
そのうちに私もうつらうつら・・・・・。
まあ一時間余りもそんな状態で過ごしました。


親に代わってさし餌をすることなく、親鳥の手で育ったにも拘ら
ず、親鳥の仕草を見覚えて、こんな風に手乗り状態に移行して
いくのでしょうか。
昨年3月、今の親文鳥が独り餌になるかならない時に我が家
にやって来た頃は、手に止まると、腕、肩、と順次上に登って、
最後は耳たぶを嘴でつねっていたものです。


この2羽の幼鳥もそんな風になっていくのか、どうか。

扱い方によっては、手乗りだった文鳥が「手乗り崩れ」の野鳥化
するとも言われるので、まあ文鳥のご機嫌を損ねないようにした
いですな~。