雛の落下騒動と巣立ち | 音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

クラシック音楽に目覚めたのはSP時代だった。知人から借りたレコードが
きっかけ。後にLPを集めたりしたが、時に感動して涙した頃が懐かしい
な~。/

主に四季の花や自然の風景などビデオ撮りした動画に、出来るだけ自作のBGMを付けて載せたいと思います。

雛の落下騒動と巣立ち


雛が大きくなるにつれて、つぼ巣の中でひしめき合い、溢れかける

状態になりました。

そんな中で起きたのが・・・・・


新年の元旦でした。もう2~3分で初日の出だと東の空を見ていて、

ふと気が付くと雛が一羽ケージの下に落ちています!
数日前からタオルを分厚くたたんで、巣の下に置いていたので
事なきをえましたが、選りに選って何故元旦にだ!

落ちた雛を掴んで巣の中に戻すと、陽は山の上に出てしまって、

直視するには眩しすぎました。


それから3日ほど連続に代わる代わる落下。夜中に見に行っても
落ちていました。

1月4日・・・つぼ巣を設置し直す。

「巣の中を覗いたり、巣を動かしたりしてはならない」という飼育書

に反して、敢えて決行。

つぼ巣を当初より更に上向きに設置し直しました。

それからは、落下回数は減りました。


1月10日・・・・・朝、雛が一羽巣の上にあがっていました。
ケージの上との間が狭くて窮屈そうなので、手に取ってみると、
羽がきれいに生え揃っていました。
飼育書を見ると、生後24日の写真と同じで、「頭部以外は換羽完了」

とありました。

最初12月16日に発見した雛とすれば、丁度25日目です。

その雛を掴んで巣の中に入れました。

しかし、後で思うと、それは余計なお節介だったようです。


翌日から続々と巣の上に上がる雛が増えていき、親鳥はそれらの

雛にも餌を与えていました。

巣立ちは飛んで降りるものと思っていましたが、まだ飛べるほどで

なくて、つぼ巣の上に這い上がるのだったのですね。


       

それからの生育は早くて、毎日の観察が楽しくてなりません。

先ず止まり木に止まったり、早くもぶらんこに乗る雛までありました。

下に落ちると、止まり木までは飛び上がれません。

3度ほど繰り返して、やっと止まり木に届きます。


飼育書には怪我をする危険があるので、止まり木はもっと

成長してからのように書いてありますが、はずしませんでした。


そのうちに、青菜を突付いたりするようにもなりましたが、まだ

独り餌にはなれないのです。

しかし、こうなると親鳥も安心なのか、放鳥してもなかなかケージに

戻りません。

すると、突然一羽の雛が飛んで出てしまいました。

エアコンの上まで飛んだのはいいが、さあ、降りるのが大変。

最後は障子伝いに落ちたところを掴んでやりましたが、おとなしい

もので逃れようとしないのです。こんなのは手乗りになるかも、と

思ったりでした。


昨日午後、散歩から帰ってみると、4羽くらいが下におりて、敷いて

あるもみ材料を啄ばんで遊んでいました。


    止まり木で日向ぼっこ 

             
                 止まり木で親から餌をもらう雛

 

見飽きることもない雛たちの行動ですが、さて6羽全部育って飼育

すとなると大変です。

さあ、どうしたものか? 隣のペット・ショップで引き取ってくれるそう

ですが・・・。