MRI検査 | 音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

クラシック音楽に目覚めたのはSP時代だった。知人から借りたレコードが
きっかけ。後にLPを集めたりしたが、時に感動して涙した頃が懐かしい
な~。/

主に四季の花や自然の風景などビデオ撮りした動画に、出来るだけ自作のBGMを付けて載せたいと思います。

今日は病院でMRIの検査を受けた。
10日余り前、夕刻にスーパー店内を歩いていると、左腕と
左足が重くなり感覚が麻痺するような、しびれると言うほど
ではないが、嫌な感覚になった。
片半身! こいつはいけないと直感、すぐ腰掛に座って休んで
いると、やがて治まったのだが、夜寝るまでに3回その症状が
現れた。初めての体験であった。


昨日、いつもの薬・・・尿酸値を下げるザイロリック・・・をもらいに
病院へ行ったついでに、上記の件を医者に告げ、今日の予約
検査になった。


気分をリラックスさせるためであろう、クラシックの静かな曲が
聞こえる。最初はバッハ。曲名を考えていると、コンコン、ガチャ
ガチャと騒音が折角の音楽をかき消す。
この検査は一度昔経験したのに比べると、音は静かになった
とはいえ、しかしうるさい音。

騒音が消えると、今度はモーツアルトのピアノ協奏曲第2楽章
が流れていた。映画「短くも美しく燃え」の愛の物語に使われた
あのメロディーが。


さて、その検査結果は幸い異常はなかった。
はじめに血管の写真を見せてもらったが、「大変きれいで、いい
検査結果です」と言ってもらった。
次に脳内の写真、テレビでよく見るそれだ。「これも大変いいで
すね。ここに一寸隠れ脳梗塞が見えますが、こんなのは60歳
を越えれば誰にでもあるものです」とこれも検査結果良好だとの
診断であった。


まあ、やれやれであった。
帰ってから、ドヴォルザークのピアノ三重奏曲「ドゥムキー」
聴いた。ずっと昔、PCM録音のLPを何枚か買ったうちの一枚で、
しかし、この曲は一回は聴いたがその後多分一度も聴いていない。
曲想の記憶もない。


今日聴いたところ、あまり感動はなかった。と言うより、途中で
2回居眠りをした。
第3楽章に入ってすぐに眠ったらしい。同じ音を繰り返しているのに
ハっと気付いて目が覚めた。殆ど聴いていない綺麗な盤なのに、

トラブル発生は困ったものだが、意外にもこういうことはままある。

2回目の居眠りは第5楽章で。

そんな訳だから、この曲の感想など書けたものでない。
全体的に哀愁が曲想の基調にあるように思った位だ。
そして、音質はすこぶる良かった。いい音を聴きながらうとうと・・・

はよく起こる現象。

ともあれ、病院の検査結果良好を受けての選曲が間違ったようだ。
もっと、晴れやか、爽やかな曲を聴くべきだったかな。


 演奏:スーク・トリオ(LP盤)