あらすじ

ギャルの桜 怜香 は先生に呼び出されて

レポートを書くことになった。

そこで嫌々書いていると

怜香のプリントを拾ったと言う男子生徒。

名前は守村 誠也。

初めは興味などなかった怜香だが

親友 紫音との喧嘩を境に

次第に興味を持っていく…。



次の日学校に行くと

なんだか変な空気だった。


いつも、にぎやかなくせに

今日に限ってみんな隅っこに固まりなにか言っている。


「…は?」


小さく声に出して言ってみると

その声を合図とでもいうように

紫音が一歩ウチに近づいた。


「あのさ、消えてくれない?」



…は?


今、なんて…。


「んだよ、紫音!! どうしたんだよw なんかあったか?」


明るく声をかけてみても

紫音の表情は怖いまま。


「ムカつくんだよねー、怜香ちゃん。」

「そうそう、昨日のねー。」

「あれはいけないよw。」


ちょっと待って

昨日のって…?


「おい、昨日のってなんだよ。」


「怜香…。小森のこと、好きなんだろ? 昨日一緒にいるの見たって。」


「それは…ちょっと話あっただけで…。

「話って何?」


「それは…言えないけど。」

別れたいなんて言えるわけねーじゃん←


「やっぱり好きなの?」


「違うって!!」


いくら言っても信じてくれない。


「紫音…いい加減信じてよ。」







「信じないから。」




紫音が教室を出ていく。

待って紫音…。


他の奴らもおもしろおかしい顔して

見てやがる。


やだ…。




その日からイジメ、とは言いたくないが

それはひどくなっていった。


机の中に虫が入っているのは当たり前。

イスの上に画鋲が置かれていたり

時にはあからさまにぶつかって手を踏んでいく奴もいた。


そんなときだった。

ポケットにいれた携帯が音をたてた。


「…?」


ここ1カ月、電話など鳴ったことがなかった。


件名:怜香へ。


from:紫音


―――――――――


屋上きて。

話したい。



紫音!紫音!

これでちゃんと話せば変わると思ってた。

また、一緒に帰りプリ行こって言ってくれると思ってた。


夢中で屋上に走っていってみると

そこには紫音。


「紫音!!」


ウチは精一杯声をだして

紫音に歩み寄っていった。

次の日学校に行くと

昇降口で小森に会った。

「おぅ。」

「・・・何?」

「あのさ、桜? 今日オレんちこれねぇ?」

「・・・は?」

「いゃ、あの、別に変なことするとかじゃないから。

ちょい相談。」

「・・・」

「…だめか?」

「…紫音のこと?」

「…あぁ」

「別に、構わないけど。」

「良かった。じゃぁ、またな」

急いでそういうと小森はどっかへ走っていった。


教室へはいると

紫音がこっちへ来た。

「怜香、おはよ。」

「…」

「怜香…」

「…」

完全無視。

だってムカつくし。

紫音はしばらく黙って立っていたけど

やがて別の友達と去っていった。


放課後。

少し遅くなったが小森の家に向かう。

小森はすでに玄関前に立っていた。

「入れ。」

一言だけかい。

小森の部屋は意外に殺風景だった。

「そこ座れよ。」

小森の向かいに座る。

「…んで?」

「…おれさ、紫音と別れたいんだ。」


少しの間。

時計の音しか聞こえない。

「…え?」

「おれさ、転校するんだ。青森に。

ここにはもう戻って来れないと思う。

紫音には辛い思いさせたくないんだ。

だから、紫音にはオレよりも

もっとかっけぇ奴と付き合ってほしいんだ。」

そこまで一気にしゃべると

小森は下をむいた。

「…好きにすれば?

ウチは小森がそうしたいんなら

そうすればいいしさ。

でも、なんでウチに?」

「紫音と仲がいいから、なにか分かるかもしれないと思って」

仲がいいか…

今はちょっと違うけど。

「…確かに…

紫音は小森がいなかったらおかしくなると思う。

紫音は、ホントに小森のことが好きで

うらやましいよ。

だけど小森は別れたいんだろ?」

「あぁ。」

「小森のいうことなら紫音はいいって言うと思う。」

「そっか。」

気付くと、外はもう暗くなっていた。

「今日はサンキューな。送ってく」

「あぁ、ありがと。」

途中まででいいと言ったのに小森は家まで送ってくれた。

久しぶりに小森と色々なことを話した。

その日、ウチは良夢と一緒にTDLに行って


はしゃぎまくって


店員に注意されて店をでた。


良夢が万引きをしようとしたから


厄介なことになったんだ。


だけど、良夢のバイクで逃走w


(まだ中2だよ?)


夜の街を暴走。


良夢とつるんでるときは


イヤなことも忘れた。かも。



次の日も


またその次の日も


紫音はウチに小森のことを自慢してきた。


今まで、筆箱についてた


ウチのおみやげも


いつのまにか小森が買ってきたものに変わり、


下校もウチは毎日1人になった。


前にはいつも小森と紫音。


最近では帰りのチューが日課らしく


いつも、しまくり。


まるで見せつけるかのように。


そんな日が何日も続いて


ストレスがたまりまくり。


ある日、とうとう怒りが爆発した。


いつものように紫音がウチのところにやってきて


「ねーきいてよ!!昨日小森がさぁ超かっこよくて?

でさー、小森がね…「いいかげんにしろよ。」


「エ?」


「もう、そういうのマジやめて。はっきし言ってうざいから。

ウチが彼氏できないの知ってて言ってんの?」


「そういうわけじゃ…」


「なら、なんでだよ!ふざけんじゃねーよ。消えろ」


そういってウチは乱暴に教室を飛び出す。


「まって、怜香!」


うしろで紫音が叫んだけど聞こえないフリした。


そのまま学校を出て


なんとなく渋谷に行く。


歩いてくるとどんどんムカついてきて


そばにあったアルミ缶を思いっきり蹴った。


蹴った缶は前を歩いていたお年寄りにあたり


おばあさんは悲鳴をあげた。


ごめんの一言を言えば良かったのだが


ウチは


「うっせーな。てめぇが邪魔なんだよ。くそばばぁが!」


と言い残し、その場を去った。




コメントやペタお願いしますキラキラ


次の日


「怜香、おはょ。」


「おはよ!昨日は楽しかった??」


「え!!そりゃぁ、もう!!いきなり手つないじゃって、い~っぱい話したッス。」


「そっかそっか。なら良かった。」


「怜香は彼氏つくんねぇの?」


「は? ウチに彼氏とかできるわけねーじゃん。性格といい顔といいキメー!!」


「そんなことないっしょ。彼氏はいいよ~!絶対作んなきゃダメだって。」


「ん~、できたら、そのうち、な…。」


「ウン!!そしたらダブルデートとかしよっ!!」


紫音はかわいいし優しいしモテるから


恋とか苦労しないんだろうけど


ウチみたいなブスにはどうにもできないんがオチっしょ。


鏡で自分の顔を見る。


髪は茶髪に青のメッシュ。


ワックスで盛ってある。


目は超つけま。


しかも、塗りつぶしたから目の周りんとこ真っ黒だしw


顔もガングロに焼いて


ピアスが耳にも鼻にも舌にもついてる。


ネイルもかかせないし


腕にはブレスレットが10個はついてるね。


もち、制服とかズタズタにしてかっこよくリメイク。


もともとはこんなギャルじゃなくて


いかにも優等生だった。


小学校の頃は頭もけっこうよくて


評判もよかったって親からきいた。


でも、評判がプレッシャーに変わって


ウチはギャルになった。


性格も荒くなって、顔も誰だかわからないくらいだ。


そのせいで


親からも学校からも非難された。


そんなことを考えていると


「れーいーか!!」


鏡の向こうから声が聞こえた。


「ん?」


鏡をそっとどけるとそこにはウチと同じような格好の奴。


柴田 良夢(しばた らむ)。


中学で知り合ったギャル仲間。


男遊び大好きで


今は4人と付き合ってるらしい。


「何?」


「あんさー、今日どっか行かねー?

つーか、ウチめちゃくそ暇だし。」


「あぁ、行く。」


「なんか怜香テンション低くね?

どうしたの?」


「なんでもねーよ。

余計なお世話。」


本当は鏡で見た自分の顔にひいた。


ホントに自分なのか分からなくなった気した。




はい、長くなりましたので続きは次をお楽しみに音譜



みなさん、おはようございます目

すがすがしい朝ですね晴れ

今日もさっそく自作いってみまSHO=さくらんぼ



うわぁ~めっちゃ仲いいじゃんw


どっちも超笑顔だし。


まさかあの二人がカップルかぁ。


小森と紫音は幼馴染で、昔っから一緒に遊んでたりしてた。


すっごい仲よかったけど


まさかカップルになるなんてウチも紫音も想像してなかった。


2人の過去を考えながらボーっとあるいて家についた。


ソファーになんとなく座って


テレビをなんとなくつけて


雑誌をなんとなくひらいた。


なんだか落ち着かん。


紫音のいきなり彼氏出現に動揺してるのか?


でも、紫音に彼氏ができて良かった。


帰りとかちょっと寂しいけど、さ…。