
深海展 :国立科学博物館 20130713~1006
この少し前にNHKで放送されたダイオウイカなどの番組との関連だけあって、平日でもけっこう混んでいました。
私のお目当ては深海ザメ。
もちろんダイオウイカも凄いけれど、実は今回の深海展での隠れた目玉は「スケーリーフット」ではないでしょうか。
入場してすぐ、深海のすごさを展示しています。
高い水圧の世界!
水圧でつぶれた金属バットやCO2ボンベ!
あんな硬い物がぺチャンコになってしまいます。
そんな世界でよく生物が生きていられるものですね!

潜水艇「しんかい6500」のレプリカもすごい人だかり!
私はお台場の科学未来館で乗ったことあるので今回はスルー。

「しんかい6500」の母艦の模型

房総周辺にも深海があります。
内房・金谷沖から始まる東京湾海底谷(いっきに水深500mへ)、鴨川沖の鴨川海底谷(いっきに水深2000mへ)
シーカヤックで海を漕いでいるのですが、自分たちが浮かぶ下がどうなってるか思うと楽しいですね。

そして大人気のダイオウイカ!
NHK特集で流れた世界初の生体映像やら衝撃的でしたね。
小笠原の海に粘った窪寺博士の執念!
黒山の人だかりです。
しかし、これで気を良くしたダイオウイカ君、
人間界に行けば人気者になれるぞと、その後2013年冬からは日本中あちこちの沿岸に出没。
三浦沿岸にも出てくる始末~!

レプリカの下には液浸標本の実物ダイオウイカ!
しかしコレ、実は会場である国立科学博物館に昔から常設展示されている物なので、ココの常連には新鮮味はありません。

ダイオウイカのコーナーで度肝を抜かれたのは!
宿敵であるマッコウクジラの実物大ヘッド!
垂直に深海に潜っていく様を表現しています。
深い、暗い海の底で壮絶な戦いが繰り広げられているのですね。
マッコウ君の裏側は、解剖的内部構造開示。

深海のふだん目にすることのない珍しい生物がたくさん展示されていました。

大王と言えばダイオウグソクムシも深海生物では人気が高い!
ダイオウグソクムシ 英名:Giant Isopod
水深200~1000mの深い海に生息。
等脚類(ダンゴムシの仲間)としては世界最大で大きいものでは全長50㎝、体重1kg。
海の掃除屋と言われ海底で餌となる他の生き物の死骸を食べています。
ダイオウイカと深海王国の大王の座をかけた闘争があるのか?

新江ノ島水族館のダイオウグソクムシ動画
https://www.youtube.com/watch?v=3aW_75EG0XA 深海は時間が止っているのか?
環境が太古と変わらないから進化の必要がないのかな?
代表格のシーラカンス以外にも、進化を止めた大昔の生きた化石種は少なくない。
ってことで、生きてる化石コーナーもとても興味深かった。
ラブカ、オウムガイ、オキナエビス、ウミユリ、セイスイガイなどが展示されていました。
化石種と原生種が並べて展示されています。

オキナエビスガイは深海に住む生きてる化石。
火炎模様が美しい、貝の女王です!
深海にいるので、残念ながら波打ち際のビーチコーミングでは拾うことはできません。
陸上でGetするには化石(生きてない化石)採集という手もありますが…。

過酷な環境である深海、その中でもさらに過酷な、300度以上の熱水やら猛毒の硫化水素ガスが吹き出る場所がある。
熱水に含まれた鉱物が冷え固まった煙突チムニーから黒煙のような熱水が噴出するさまのジオラマ。
チューブワームやゴエモンコシオリエビやシロウリガイなど、そんな環境を好む生物が集まった熱水噴出域生態系を作っている。たくさん集まっているけど、実際はもっと重なりあう高密度。

そんな熱水噴出域の仲間たちで最近見つかった変わりダネがスケーリーフット!
巻貝で軟体部である足の部分にウロコを持ち、そのウロコがなんと金属でコーティングされている深海の黒騎士!
金属は硫化鉄です。硫化鉄は鉄と硫黄(イオウ)を混ぜて加熱するとできますね。
ここで見られるとは思わなかった。まったく宣伝してないし、展示も地味なので見落としがち。
レア度・不思議度はダイオウイカを上回るのじゃないかと思ってしまう。
写真は3層に見えるけど、一番上が貝殻。
中間の白い部分は貝殻内部の軟体部。
下段が金属のウロコで覆われた足。
う~ん、動き回るとカチャカチャ音がするのか??
食べたら美味いか?
磁石にくっつくか?
重くて沈んでしまわないか?(あ、沈んでていいか)
ナゾの多い生き物ですね。
なんだかベスコフの絵本に擬人化されて出てきそうですね。
(完全な硫化鉄は磁石に付きません。
しかし鉄原子とイオウ原子の化合割合(Fe:S)によって、付くこともあるそうです。
磁性を持った硫化鉄 Fe(1-x)S 。
スケーリーフットはどうなんだろう?)

スケーリーフットにはなんと黒タイプと白タイプがいるそうです!
金属のウロコを持ったのが黒タイプ!
白タイプとは遺伝子レベルで見ても同じものだけれど、環境によって違ってくるらしいです。
住んでる熱水噴出域でことなるそうです。
それで研究者は白スケが黒スケになるか、移住させて実験するようです。
混ざるといけないので、バスケットに入れて熱水にさらすなんて、箱根の温泉タマゴみたいですね。温泉タマゴの黒いのも硫化鉄だそうです。
しかし、そうなったら、シロウリガイもクロウリガイにできるのか?
うーん、深海生物はナゾだらけ。
だから面白いねん♪
写真は白スケ

深海展のミュージアムショップはダイオウイカのオンパレード!
ほぼ実物大の6mのぬいぐるみは20万円!
しかしダイオウイカは対象物がないとただのイカと区別がつかない。
左の女性が被っているのは…

イカ帽子、なかなかイカしていた。

ダイオウグソクムシのぬいぐるみもあった!
これも対象物がないとダンゴムシ(^^;)

私が購入したのはー
3つ上の写真の右上、額装されているけど、手ぬぐい。
「鮫小紋」という柄。
サメ好きならシルエットでわかる!
ウバザメ、メガマウスシャーク、ミツクリザメ、ラブカ

3DハガキのミツクリザメもGet!
この写真はNHKスペシャル謎の海底サメ王国で放映されたワンシーン、
ミツクリザメの捕食の決定的瞬間!
3Dモチーフに最適!

同じくラブカの3Dハガキ

フィギアのガチャポンも見逃せない!
精巧なフィギアは立体図鑑として価値がある。
ダイオウイカ単体だとただのイカだけれど、マッコウクジラの頭と組み合わせれば、その巨大ぶりがよくわかる。
うーん、両方をGetするとなると、かなりな投資が必要だね。うまい作戦(^^;)
でも私が欲しいのはそれらではなく、バケアオザメただ一点!
念じてコインを投入して、コックを回すと・・・

やった! 一回でバケアオザメGet!!
(後日、深海展に行ったお客様がご来店。バケアオザメ仲間でした(^^))

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深海ザメは多いので別途サメコーナーにUPする予定です。