ネコザメ | ZEN房総博物館

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シーカヤックやマウンテンバイクツーリングなどアウトドア活動で出会ったものたち。
主に房総で活動していますが、興味深いものたちであふれています。
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ネコザメ
●ネコザメ目ネコザメ科
●英名: Japanese Bullhead Shark
●学名:Heterodontus japonicus
●地方名:サザエ割り
●体長: 1~1.2m 
●分布域:日本では本州以南、朝鮮半島から東シナ海の沿岸海域 
●生息地:水深100m以浅の岩礁や海藻の生えた海底
●餌:貝類、ウニ、甲殻類
●繁殖:卵生



 鴨川産の85cmの固体です。
 三頭身かというくらいズングリと愛嬌のあるネコザメ君。
とても高速で泳ぐような体型ではありません。海底で這う様に過ごしています。
沿岸にどこでもいるようなポピュラーなサメです。
たいていの水族館にいるし、温厚な性格で、水族館でもさわれるサメとして活躍しています。

 飼育も難しくないようで、ペットとして飼われてるのも珍しくないです。
癒し系の鮫として人気があるようです。

手からエサ食べるネコザメの動画へリンク




眼上隆起をネコの耳に見立てたのが名前の由来とされてるけど、そうは見えない(^^;)。
英名(Japanese bullhead shark)ではそれをウシの角に見立てていますが、まったくそう見えないんですけど(^^;)



 大きな2つの背ビレの前縁部分にそれぞれ棘(きょく=トゲ)があります。
大きなサカナに襲われないようにある護身の武器ですね。
下のように、けっこう長くて、背骨くらいまで伸びています。標本に皮を残していますが、あそこから下がヒレの中のトコです。



  実は防御用棘に特化した棘魚類という種族が古生代にいました。
魚の進化、最初はヤツメウナギのようにアゴのない無顎類がサカナの全てでした。その後にアゴのある魚類が誕生すると、小さいサカナはパックリやられるリスクが出てきました。
そして防御のための棘を持った棘魚類が誕生。
 しかしその種族は絶滅して今はいません。でもネコザメ君のこの防御棘はかつての棘魚類を髣髴とさせる立派なモノです。
 アゴのトコで説明する3つ歯といい、ネコザメ君は古いタイプ魚類の特徴をそのまま持った生きてる化石ともいわれるサメなのです。


卵生で、ユニークなドリル状の卵を春から夏に産み付けます。
卵に関しては別のコラム参照。それも鴨川産です。

棘魚類に関してはここのページが詳しい 
古世界の住人http://ameblo.jp/oldworld/の棘魚類コーナーにリンク




ネコザメのフィギアを集めてみました。



カロラータ社「立体図鑑シャークボックス」シリーズ 
軟骨魚類独特の体全体をクネらせての泳ぎが再現されてます。


エポック社「 地球生命紀行 サメ・エイ」シリーズ
のほほん表情がいいです。
頭でっかちぶりの比率がいいですね。
台座には学名のみ。


タカラトミーアーツ社 「不思議生物大百科 大海の捕食者 サメ」 3種から
胸鰭が細長すぎます。もっと大きな三角形。
でも背鰭と棘の描写は3種の中で一番です。
台座には和名・学名・分布。