5月の天然酵母パンレッスン。


皆さんで食卓を囲んで、

試食をしているときに、生徒さんのS sanがポツリ。



「実は、私、あんぱんが苦手で、

今日のメニューを見て、

あちゃーと思ったんです。


子どもの頃から『あんこ』が嫌いで、

和菓子も、あんぱんもほとんど食べたことがなくて・・・。」



そんなS sanが、あんぱんを口に。


緊張の一瞬です目



「あっ、美味しいです!」ーと第一声。



「このあんこだったら食べられます。


小豆の味がしっかりして、美味しいですね!


私、あのあんこの甘ったるいのが、


ダメだったんですね」―。



教室で作った甘さ控えめの『あんこ』で、

苦手な『あんこ』のイメージを覆されたようです!!



「あんぱん」は、

とりわけ日常的に食べなくてもよい嗜好品ですが、


小豆の自然な甘みを感じていただけたようで、嬉しく思いました。


=====


実は、私も苦手だったものを

ナチュラルクッキングで目覚めたものがあります!


マクロビアンの私が、

大きな声では言うのにためらいがありますが、





「ひじき」が大の大の苦手でした爆弾



きっかけは、

学校給食で出た「ひじきの五目煮」。

途中で気持ちが悪くなったのですが、

その当時、「残さず食べる」が徹底されていて、

最後まで残って食べ、戻してしまったという経験から。



ひじきは栄養豊富で、

身体にいいことも知っていたけれど、

そのときの思い出とも重なって、

食べることを避けてきました。



その「ひじき煮」のおいしさに開眼したきっかけは、

マクロビオティック料理教室。



基本食として、

ひじきれんこん、ひじきこんにゃくを実習。


箸をつけてみると、あれっ、美味しい!


身体に染み渡るような、

「ひじき」の美味しさを初めて知りました。



さきほどのあんぱんではありませんが、

私も、「ひじき煮」の甘ったるさが苦手だったのです。

そして、独特の磯臭さ。


今までの「ひじき」はなんだったんだろう。



ひじきれんこんやひじきこんにゃくは、

「ひじきを煮る」というより、

じっくり火を加えて、じっくり炊く・・・。

味をつけるではなく、

時間をかけて、味を含ませる・・・。



奥が深いです。


ナチュラルクッキング教室「Crescent Kitchen」

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