最近ふと思い出しました。
私がアロマセラピストの資格を取ろうと思ったきっかけは、
ハンドトリートメントをしたかったから、
でした。
アロマセラピストになろうと思ったきっかけではなく
資格を取ろうと思ったきっかけです。
（アロマセラピストは民間の認定資格。
なので、資格がなくても名乗ったり活動することは出来ます。）
私はアロマセラピーを勉強し始めた頃、
アロマセラピーを伝えたり広めたりするには、
どんな形が良いのだろかと考えていました。
アロマと一口に言っても、
インストラクターとして講座を開く、
アドバイザーとしてショップなどで販売業に携わる、
アロマセラピストととしてトリートメントをする、
医療現場や介護現場で働く、
などなど、本当に様々な形があります。
その中で、私が選ぶのは講師業だろうか、と思っていた時、
尊敬するアロマの先生が災害ボランティアでハンドトリートメントを継続的に行っていることを知りました。
私はぜひそれに参加させてもらいたい！
アロマでどなたかの役に立てることに関わりたい！と思ったのですが、
アロマのケアをするボランティアメンバーの条件として
「アロマセラピストの資格を持っていること」というのがあったのです。
ハンドトリートメントは資格がなくても、どなたでも出来る素晴らしいケアです。
が、ボランティアスタッフとして行う際には
有資格者であることが受けていだく方に安心と信頼を与えること。
そして一定の知識と技術があることが
不特定多数の方にアロマトリートメントを提供する際の安全に繋がること。
そんな理由からアロマセラピストの資格があることが必須だったのです。
そんなわけで
私はアロマセラピストになるとか、
トリートメントを仕事にするとか、
それを決める以前に
とにかく資格を取ろうと！と決め
インストラクターコースの次のコースとして、アロマセラピストコースに進みました。
アロマセラピストの勉強を始めるとすっかり夢中になり、
アロマトリートメントの素晴らしさに魅了されてしまい、
資格を取ろうと思ったきっかけはすっかり忘れてしまいました。
その後、アロマトリートメントはボディトリートメントだ！と思っていた私が
ある出会いからフェイシャルトリートメントの素晴らしさにめざめ、
今ではフェイシャルセラピスト。
ところが最近になりハンドトリートメントのお仕事をいただく機会が増え、
不思議なご縁で初心にかえっています。
有難いことに、
資格取得後、様々な形のアロマのお仕事を経験することが出来ていますが
じつはボランティアをまだしていません。
多くのアロマセラピストさんがボランティアに携わっていらっしゃる中、
私にはそこが欠けていて。
ハンドトリートメントをしたかったあの時の気持ちを思い出し、
これからの課題として心に留めておくことにしました。
ゆとり美人セラピスト/アロマセラピスト
富岡由紀子
綺麗と自信を呼び覚ます
