数年ぶりに北方文化博物館へ。
越後の豪農、伊藤家の館です。
江戸時代中期、この地で農より身を起こし、代を重ねて豪農となり巨万の富を築いた大地主、伊藤家。
今は博物館として、往時の面影そのままに、豪農の暮らしを伝えます。
有名な藤の花は終わっていますが、見どころ多く、どこを見ても美しい。
カキツバタが咲いています。
茶室 三楽亭は正三角形の小亭。
他に類例がない見事な建物。
集古館入口は頭上注意。
ツバメが巣作りしています。
豪壮な本邸は敷地8800坪、建坪1200坪、部屋数65。
終戦直後、進駐軍のライト中尉が伊藤家を訪れた際、七代当主が母校ペンシルバニア大学の先輩とわかり、ライト中尉と伊藤家の交流が始まります。ライト中尉は伊藤邸を文化遺産とし、博物館誕生の大きなきっかけとなりました。
展示品の中には、七代当主が米国から持ち帰ったビリヤード台もあります。
館内は撮影可。
静かで、長閑で、よいところです。
美しい緑に癒やされました。
今日は国際博物館の日で、絵葉書プレゼントがありました。