先日、「生誕100年 山下清展 百年目の大回想」へ。
(SOMPO美術館で9月10日迄でした)
とても良かったです。胸に迫るものがありました。
山下清の生誕100年を記念しての本展は、代表的な貼絵作品に加えて、子ども時代の鉛筆画や後年の油彩、陶磁器、ペン画など、期待以上に幅広い内容でした。
ちぎり絵との出会い、放浪の天才画家といわれるようになった経緯、画家としての決意、油彩画などへの挑戦……49年の生涯は個性的で活動も膨大。
何より、山下清のイメージが覆されました。
山下清は旅先で白いシャツ姿でスケッチしていると思っていたのは違いました。おそらく、多くの人がイメージする山下清は旅先で描いていると思います。それは、TVドラマの中の山下清。実際は、旅先では景色を見ていただけなのです。驚異的な記憶力を持っていたので、旅先で見た景色、光景をあとで正確に思いだし、貼絵にしていたとは!!なんと非凡な!
貼絵の作品は実際に見ると、非常に繊細で色調濃淡が美しく表情豊かです。
有名な「長岡の花火」は、ずっと見ていられます。
観衆のざわめきが聞こえてきそうで、花火の匂いが漂ってきそうで。
貼絵に、こよりを用いたりして、制作のようすを考えたら気が遠くなります……
実に見事です。
グラバー邸ですね。
温かみがあって、和みます。
山下清語録も楽しい。飾り気のない素直な人柄を感じます。
日本を出て、ヨーロッパにも行っていたとは!
貼絵のスイスの町は珍しいですね。
山下清のヨーロッパ取材旅行は1961年、39歳の頃。
12カ国を40日間かけての旅です。
パリのサクレクール寺院も素敵。
貼絵にとどまらず、ペン画や油彩、陶磁器の絵付けなども楽しい。
愛用のリュックに、ドキッ。身を守るために石ころ5つ入れていたそうです。
なんだか胸いっぱい。
余韻に浸りながら、SOMPO美術館のコクレクション、3作品も鑑賞。
撮影OKでした。
堪能しました。
西新宿は地下通路があり、美術館から駅まで雨に濡れずに行けるのが助かります。
そして、電車とバスで松岡美術館へ。
それは次の記事にします。






