売られ、捨てられていく国家群。 | あるグローバル投資家の軌跡。(労働資本⇒金融資本編)
今の職場。

いろいろな意味で現場の囲い込みが完了してから1年が経過するが、すこぶる安定しているといったところ。

しかし、ワタクシにとって、安全とか安定とかいう言葉ほど面白みを感じないものはない。

安定した職業。世の中では理想的なのかもしれないが、どうもつまらない。

さて、深刻な先進国の財政問題。

政治家と官僚の失政のツケが、国民に回ってくるという理不尽な構図。

小難しい会計学の成績は良くても、財政のバランスを維持できない"テクノクラート"たち。

B/Sの状態を良好にキープしつつ、P/Lでキャッシュフローを得ていくという単純な資本主義の原則。

この原則を無視して、私利私欲に走ると、取り返しのつかない結果を招くことになる。

このワナにはまる国家は、いずれ猛烈に通貨と国債が売り込まれ、国民生活がボロボロになる。結果、優秀な国民から捨てられる。

今、ヨーロッパで起きている厳しい現実。

不美人投票なので、ヨーロッパの問題が難航している限り、円高基調が続くが、日本もいずれ必ず売り込まれていくことになる。

その時に、個人として円という通貨だけしか所有していないと、厳しい状態となる。逆に外貨を持っていると、相対的に有利になる。

当面は、欧州問題がクローズアップされていきそうだが、日本売りの転換点もそうそう遠い将来でもない気がする。