読書-ありふれたビジネスで儲ける | あるグローバル投資家の軌跡。(労働資本⇒金融資本編)
先月、ブログでもご紹介した「美容院と1000円カットでは
どちらが儲かるか」という本に引き続いて、管理会計に関する
「ありふれたビジネスで儲ける」という本を読んでみました。


ありふれたビジネスで儲ける―経営を劇的に変える管理会計 (アスカビジネス)ありふれたビジネスで儲ける―経営を劇的に変える管理会計 (アスカビジネス)
著者:青木 寿幸
販売元:クロスメディアパブリッシング
発売日:2006-01
おすすめ度:3.5
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この本、はっきりいって文章が洗練されているとはいい難く、非常に
読みにくいのですが、会計からボトムアップでビジネスを論じている
部分が興味深かったです。つまり、ビジネスの結果としての会計では
なく、会計から見たビジネス戦略やビジネス効率を論じています。

忘れないうちに、参考になった考え方を記述しておきます。
備忘録的な文章なので、興味のない方は読み飛ばしてください。

1.商品と顧客分類
<商品分類>
中間商品:最終商品を売る前に顧客との信頼関係を築くための商品。
(例.エコノミークラス、100円マック)
最終商品:利益を上げるために最終的に顧客に買ってもらいたい商品。
(例.ファーストクラス、ビッグマック)
<顧客分類>
見込顧客:まだ商品を購入していない顧客。
新規顧客:中間商品を購入した顧客。
既存顧客:最終商品を購入した顧客。

2.社員の仕事
全業種共通で付加価値(※)2000万円/年を出すことを目標に活動する。
中間商品を売ることではなく、最終商品を売ることに注力する。
そのため、既存顧客を一番と位置付け、対応の差別化を図る。

(※)付加価値=売上-原材料費
付加価値には、ビジネス付加価値(粗利益)と商品付加価値(加工費)がある。

3.セグメント化
顧客が付加価値をはっきりと認識できるようにビジネスを切ることが好ましい。
ただし、切った後のビジネス単独で社員一人当たり付加価値2000万を
達成できることが条件となる。(例.中華料理店とイタリア料理店で分ける)
顧客に見えない管理部門などは共有することで業務を効率化する。