不動産ローン破綻続出:レバレッジをどの程度利かせるか? | あるグローバル投資家の軌跡。(労働資本⇒金融資本編)
今日は、昨日ニュースにもなっていた不動産ローン破綻の問題について
取り上げたいと思います。詳しくは、朝日新聞のこちらのサイト をご覧ください。

ニュースの要旨は、不況で不動産ローンを返せなくなった人々が多く、
2008年の競売物件の数が、2002年以来最多となったということです。

そして、この6月のボーナス減額で返済が行き詰まる人が続出し、
デフォルト&ゲームオーバのケースが増える可能性があると述べています。
不動産ローンで、みせかけのお金持ちを演じていた人々は、大変です。

銀行が大嫌いなワタクシとしては、銀行が不良債権を抱えようが、
どうでもいいことなんですが、問題にしたいのはレバレッジ(借金)を
どれくらい利かせるかは、よく考えなければならないということです。

例えば、FX取引では、レバレッジ100倍とか50倍とか平気でうたっていますが、
個人的な経験では、はっきりいって5倍のレバレッジも利かせたくないです。
ストップロスに巻き込まれる可能性も高いですし、何より精神衛生上良くないです。
(注)決して、高レバレッジ取引を全面否定しているわけではないです。
   むしろ、FX業者に対する政府の急激なレバレッジ規制には反対です。

確かに為替市場はボラティリティが高いですが、考え方は不動産も同じだと思います。
最近、不動産投資のCDで聞いたのですが、50年以上の不動産投資の経験を持つ、
福岡の通称"ゴッドマザー"さんも、もし借入をするなら、頭金は最低でも
30%(レバレッジ3倍)は入れろと言っています。一括現金が基本らしいですが...

プラスのキャッシュフローを生みだす不動産購入でさえレバレッジを3倍程度に
抑えるなら、マイナスのキャッシュフローでしかないマイホームの購入には、
最低半分くらいの現金(=レバレッジ2倍)がないとマズイのでは、と思います。

いずれにしても、アメリカの貪欲な金融マンたちの過度なレバレッジが今回の
サブプライムローン問題を引きを起こしたわけですから、レバレッジを使う時は
慎重に行動しなければならないことを肝に銘じておきたいと思います。
まあ、マイホームに関しては、一生、不動産ローンを組むことはないと思いますが・・・。