あるグローバル投資家の軌跡。(労働資本⇒金融資本編)
世の中に存在する2つのお金の哲学。
お金を手に入れるために労働に頼りきる『貧乏脳』
労働に加えて、権利収入を増やそうと努力する『金持ち脳』
興味深いこのテーマを日々つづっていこうと思います。

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最近、やたらと騒がしい、
少子化という問題について。

ワタクシ個人としては、
どうでもいいと思っている。

さらにいえば、当面の間、
このトレンドは確実に続くと思う。

何度もこのブログに書いているが、
今まで将来より現在を取ってきた。

これが、どうでもいいと考える一つの理由。

中高年の雇用を護るために、
さんざん若年層をいじめ抜き、
搾取してきたから仕方がない。

というよりも、望むところだろう。
今になって騒いでも仕方がない。

それに、経済原理だけで、
人間の頭数を数えること自体に
非常な違和感を感じてしまう。

興味深いことに欧州も米国も、
人口は減っておらず、微増中。

ほかの国々も基本的には、
人口は増加するトレンド。

お隣の韓国は、日本に少子化で、
かなり困っているのは、確か。

韓国も日本も家長制度から
極端な核家族化が進行しており、
結婚制度自体が、壊滅状態。

ここは、類似点で興味深い。

もっといえば、訳の分からない、
競争型の教育制度を採用しており、
育児面でも魅力がゼロ状態。

幼稚園、保育園くらいまではいいが、
それ以降は、いじめだ、競争だと
子供たちにとっては居心地が悪い。

教師も社会経験が乏しく、
学業以外の教育が施せない。

最近、富裕層の間では、
いかに日本で"教育しない"かが
本気で計画&実行される始末。

はなはだ困った状態だ。

相変わらず、対策面の議論の矛先も、
保育所などのハード面ばかりで、
仕組みというソフト面は放置状態。

結婚したくないから結婚しない、
育てにくいから産まない・・・。

こういう悪いスパイラルに入っている。

この際できる方策は、一つ。

現存する人間たちが、
まず住みやすいと感じること。

ここからすべてが始まる。

その目標に向かって議論して、
雇用、税金、介護、医療を変える。

これしかないように思う。

追伸)
これも偉そうな提言になるが、
どうせ子供を持つなら、最低3人。

できれば、ビッグだディのように
10人くらいいるとベストだ。

一人っ子は、ありえない選択肢。

自分たちの経済的な事情など、
考えている場合ではないだろう。

少子化対策とか、親の老後対策とか、
そういうどうでもいい理由ではなく、
この国で生まれる子供自身のため。

どの道、親は大した資産も残せず、
先に死んでしまうことになるが、
兄弟がいれば、か~な~り心強い。

人間の数は、強力なレバレッジだ。

親の方々、その予備軍の方々は、
真剣に考えておいた方がいいと思う。

マルハニチロ。

沿革を辿っていくと、
創業1880年。

食品業界の老舗。

農薬混入でニュースになり、
年末時点で9製品で農薬検出。

ホールディングとしては、
冷凍食品セクターの売上げは、
全体の20%程度となっている。

だったら、大丈夫ということではなく、
食品メーカーとしてのブランド問題。

これが、実は致命的にのしかかる。

かつての雪印も菌類が原因で、
戦後最大の食中毒事件を起こした。

結果として、事実上の廃業。

ブランドは残っているが、
各事業が他社に吸収再編された。

雪印とか、マルハといえば、
戦後からの一流ブランドだが、
この信頼すらも、すでに過去のもの。

21世紀は、大手企業に対する信頼が、
完全に瓦解してしまった感が否めない。

単に20世紀の産業時代が、
過保護だったのだろうが・・・。

世界中でこれだけ汚染が進むと、
食品の事故や事件は増えていく。

最近の映画でも、これを題材にした、
奇跡のリンゴ』という映画もある。

基本的に消費者は受身なので、
なかなか自己防衛が難しいが、
怪しいと思ったら、口にしない。

そういう敏感さが必要だと思う。

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投資家。

日本でこの言葉を使うと、
金持ちと思われてしまう(笑)。

徹底的に投資の世界を学ぶと、
実は、全く逆だということを知る。

もし、お金を持っていれば、
投資は必ずしも必要ではなく、
単なる資産運用のオプション。

逆にお金を持っていないなら、
お金の流れを作る必要がある。

結果として、投資することになる。

お金を持っていないという定義は、
人それぞれだが、ワタクシの感覚では、
3億円位が、そのボーダーに思える。

理由は、生活防衛するための最低額。

それ以上では、それ以下でもない。

お金がないから投資する。
これが、実は世の中の真実だ。
(いい加減、気付かないといけない・・・)

そんな投資分野。

株式、債券、FX、投資信託、
プライベートファンドなどの紙の資産。

さらに、不動産、貴金属、鉱物、
天然資源、食料などの現物の資産。

どちらかを選ぶ必要がある。

興味深いことにほとんどの投資分野は、
値上がり益、つまりキャピタル投資。

いわゆる資産市場で、投資家が投資家を
相手にするギャンブル市場とも言える。

唯一、実需市場で勝負できるのが、
不動産投資ということになる。

だから、不動産投資は一線を画する。

その不動産投資にしても、
転売益狙いの投資手法も存在する。

日本のかつてのバブル期には、
キャッシュフローはマイナスでも、
転売益狙いの物件が売買された。

ワンルームマンションが、5,000万円で、
月々のキャッシュフローは、-10万円。

これを6,000万円で転売して、
マイナスをすべて帳消しにする作戦。

今の感覚では、ありえないギャンブル性(怖)。

うまく売り抜けられた人たちはいいが、
残された人々は、残債にあえぐことになる。

基本的に、これが起きやすいのは、都心部。

日本で言えば、東京5区(最近はないが・・・)、
アメリカで言えば、NYやCAやFL。

アメリカの場合は、インフレ経済なので、
基本路線としては正しいが、あくまで博打。

そういう感覚を持っている必要がある。

余剰資金で"遊んで"いるうちはいいが、
ローンするかどうかは、慎重に判断すべきだ。

個人的には、こういうギャンブル市場より、
実需からの安定利回りを取れる郊外物件を選ぶ。

キャップレートにして、8~10%のエリア。

こういうレベルの中小都市は、アメリカに多い。

人口もなだらかに増えているので、
実需が先細ることは考えにくいトレンド。

人間は、シェルター(=家)が必要な生き物。
休息を取り、雨風を凌ぐ場所が・・・。

投資家として活動する場合、
このことは考えておく必要があると思う。

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