さて、今回は、チッパーは、持つべきか? 持たざるべきか?というお話です。
ということで、、、
皆さん、チッパーを持っていますか?
おそらく、、、持っていない人のほうが大多数でないかと思います。
そして、、その理由の一番は、”カッコ悪いから” でないでしょうか?
それで、チッパーって、そもそも何?? という人向けに説明すると、パターのようなヘッドで、ロフトが、ショートアイアンくらいで、長さがパターくらいで、グリップがアイアンという製品です。
説明するとちょっと複雑な感じですが、画像だとこんな感じです。
これは、プロは、ほとんど使用していないクラブです。
アマチュアでも持っている人は、かなり少数派です。
これは、もともとアプローチ専用クラブで、アプローチが苦手な人向けに設計されているクラブです。
プロの場合、アプローチが苦手ということは、まずないので、このチッパーを使うことはありません。ウェッジ等で十分だからですね。
では、このチッパーはどんな状況で使うクラブでしょうか?
このチッパーが使える範囲は、せいぜいグリーンエッジまで20y以内になります。また、バンカー越えなどは、出来ません。
つまり、きわめて限定的な範囲でしか使えないクラブになります。
そして、打ち方は、基本的にはパターと同じです。長さ的にもライ角的にもパターと同じ程度になりますので、同じうち方でOKです。
それで、ランニングアプローチが簡単に出来ます。
このチッパーの一番の利点は、ダフったり、トップしたり見たいなミスが減ることです。
それと、グリーン周りのディボットや、土の上などライの悪いところで、威力を発揮します。
どこにボールがあってもパターのように構えてパターのようにストロークするだけですね。
そして、ライがかなり悪いところでは、少しだけいつもより、右側にボールを置いて、少しダウンブロー気味に打つと、難しいライでも打つことが出来ます。
逆にグリーン周りは深いラフばかりと言うコースでは、なかなか使う場所がないと思います。
深いラフは、ウェッジのほうが出しやすくなります。
しかし、グリーン周りのラフが少なく、刈り込んでいる場所が多いようなところが多いコースは、このチッパーが役に立ちますね。
このチッパー ルール上は、アイアンになります。そのため、グリップがアイアン用のグリップになっていて、パター用のグリップを取り付けるとルール違反になりますので、注意してください。
そして、”カッコ悪い”というのは、もともとナショナルブランドはこのチッパーをほとんど製造してこなかったというところにも原因があるように思います。
そのため、聞いたことのないブランドで、形も変わっていることで、”カッコ悪い”となったのではないかと思います。
しかし、、今は、オデッセイや、PRGRも製造しています。
そもそも、デザインだけで言うと、ユーティリティも昔は、無かった形状で、ナショナルブランドでも製造していませんでしたが、いまは、プロも使うようになっています。
このように、時代の変化によっても変わってきたりしますので、もし、アプローチが苦手であれば、チッパーもお勧めですよ。
僕は、アプローチは特に苦手ではありませんが、ラウンドするコースによっては、グリーン周りのライが悪く、また、柔らかくてざっくりしやすいようなコースでは、このようなチッパーと思い、オデッセイのX-ACTというチッパーを買いました。
オデッセイでは、このチッパーを アプローチパターと名づけていて、パターシリーズの中のひとつのモデルになっています。
もし、アプローチが苦手な人は、一度試すといいと思います。
1本持っていると、安心できますね。
ということで、、、オデッセイ XACT タンクの詳細情報はこちら!!!