さて、今回は、マスターズトーナメント観戦で参考になるポイントのお話です。
ということで、、、、
ゴルフトーナメントの中で、メジャートーナメントは、特に盛り上がりますね。
現在の男子プロの4代メジャーといえば、マスターズ、全米オープン、The OPEN、全米プロですね。
そして、この中で、マスターズだけが、招待試合となっています。今は、賞金ランク50位以内なら出場できるみたいな基準がハッキリしていますが、昔は出場できるかどうかは、マスターズ委員会次第みたいな感じでしたね。
僕も、テレビ観戦をよくしていますが、今は、1番ホールからの完全中継になっていて見ていて面白いですね。
さて、今回のマスターズは、日本人プロとしては、4人出ます。活躍して欲しいなという期待もしていますが、今回は、どうでしょうか?
それで、本題ですが、マスターズトーナメントと他のメジャー大会の一番の違いは、開催コースが、いつも一緒というところです。
もちろん、コース改造などは行われていますが、基本的には同じです。
つまり、、、選手も解説する側も、パトロン(ギャラリーのこと)もコースを知り尽くしているわけです。
おそらく、、何年もマスターズのテレビ観戦をしている人もテレビ画面を通してコースを知っているわけです。
そうすると、コースの攻め方というのもわかってきます。 それで、結果オーライだったのか、狙ってそのように打ったのかというのも解説を聞かなくてもわかってくると思います。
マスターズトーナメントが行われるオーガスタナショナルGCのポイントは、間違いなくグリーンの傾斜です。とりあえず、グリーンに乗せとけば良いというグリーンはひとつもありません。
また、ピンそばにキャリーすれば必ず、ピンに寄るというわけでもありません。
例で言うと2番のロングホールのグリーン。例年4日間のうち必ず決まれるピン位置が、右奥になります。
形状的には花道があり、両サイド手前にバンカー。左右奥になるに連れてグリーンの幅がちいさくなり、バンカーが効いています。そして、右置くのピンに対しては、センターから下っている傾斜になります。
スピン量の少ないショットでグリーンを攻めた場合、右億のピンに対しては、センター方向からどんどん下って右奥のピンまで寄ることも多いです。
しかし、、スピンで止まるとそこまでではありません。
このように、弾道とスピン量でピンそばにつけるために狙う位置が変わってくるわけです。
そうして、そのショットが打ちやすい場所にティーショットを打っていくみたいな逆算が必要になります。
それと、、オーガスタナショナルGCを難しくしているのは、このグリーンの傾斜と、もうひとつコースの傾斜です。
オーガスタナショナルGCは、非常にアップダウンがあるコースです。
そのため、複合ライから打つショットも多いです。たとえば、イーグルもよく出ることで知られる 15番のロングホール。
ここも、グリーンは手前、奥共に池があり、ショートすれば、確実に池に入り、グリーンキャリーしても、バックスピンで戻りすぎると池に入ります。
また、オーバーは、少し余裕がありますが、グリーンをキャリーで オーバーするボールなどは、奥の池に入ることもあります。
まあ、、このようにキャリーをしっかり計算することも大事ですが、スピン量をコントロールすることも大事です。
また、2オン出来ない場合、池の手前のどこに落とすかというのも重要になります。
ここも池に向かって下り傾斜になっているので、左足下がりのライになっています。
平坦なライであれば、PGAツアーのトップ選手は、スピンコントロールはたやすく出来ますが、左足下がりでのスピンコントロールは、かなり難しくなります。
そのため、思った以上にスピンが入ったり、逆に低く飛び出しすぎて、距離が出すぎたりということで、意外と刻んだ場合のバーディー率は低いです。
このような感じで難しいショットをどのようなあどれすで、どのように振っているかを見るのも参考になります。
因みに、ガルシアがこのホールの罠に捕まってましたね。以前に大叩きの記事をあげましたが、やはりトッププロでもこのようなことが起きるのがゴルフの怖いところですね。
また、グリーンから逆算のゴルフのやり方をしっかり見ることで、みなさんのゴルフの参考になると思います。
ピンがここにあるから、セカンドはこのあたりからこのようなショットで打ちたい。そのあたりにティーショットで狙うのであれば、このクラブで、この弾道で、この方向から狙おう、、みたいな考え方ですね。
一度コース攻略を考える時にグリーンから考えると新たな攻略ルートも見つかるかもしれません。
ということで、、、スピン量をコントロールしやすいクラブはこちら!!!