さて、今回は、硬くて速いグリーンに対する攻略法のお話です。
ということで、、、、
マスターズも終わりましたね。今回もなかなか見応えがあった内容でした。
しかし、、、オーガスタナショナルGCは、スリリングなコースですね。
他のPGAツアーのコースのようなずっと池が広がっているや、ずっとバンカーみたいな感じではありませんが、要所要所で池も効いています。
実際、今回も12番の150Yくらいの短いショートでも池ポチャがありました。
15番のロングでも池ポチャがありました。
そして、、、とにかくオーガスタの中で一番難しい部分、、、それは、傾斜が強く、硬くて速いグリーンですね。
特に傾斜の強さは半端ない感じです。
大きな傾斜がグリーン上にいくつもあることで、傾斜をどのように使うかを考えながら攻めなければいけません。
トッププロの技術と道具を持ってしても、傾斜の強い下りのグリーン周りでアプローチがスピンでぴたっと止まることはほぼありませんでした。
おそらく強いスピンがかかっていてもグリーンの硬さと「速さでスピンがかかってないようなボールの動きになっています。
そのため、グリーン周りは1クッションや2クッションみたいなアプローチが多かったです。
そして、ピンの位置に対して、アプローチで寄せる場所は限られています。
このピンの位置では、ここに外してはいけないみたいな場所は明確にありましたね。
さて、それで本題ですが、今の時期 日本でも速くて硬いグリーンが多いと思います。
僕のホームコースでも普段より、かなり硬くて速いグリーンに仕上がってました。
そのため、月例競技などでもスコアがかなり落ちていました。
ただ、マスターズのようなどうしようもないグリーンではないので、正しいスピンコントロールができればしっかりスピンをかけるアプローチも出来ます。
それで、速くて硬いグリーンの場合、グリーンを狙うショットが止まりにくいということがあります。
たとえば グリーン上の手前部分にキャリーしたボールが止まった位置は、グリーン上の奥とかですね。
このようにグリーンを狙う場合、キャリーでグリーンに落ちれば、ボールがかなり転がるということを想定する必要があります。
一方、しっかりとスピンが入ったショットは、しっかり止まったりします。
このあたりの見極めをラウンドの早い時期で把握する必要があります。
今日のグリーンは止まりにくいなと思えば、ランが普段よりも多くなると思って攻め方を組み立てることが重要です。
たとえば、奥行き30Yのグリーンで、ピンが奥に立っているとしたら、通常だと奥に立っている分だけ距離の出るクラブを選択すると思いますが、このような場合でも、ピンが真ん中にあると想定した番手でショットをするなどですね。
それと、速いグリーンの特長ですが、下りのアプローチ、パットがかなり難しくなります。
場合によっては、どんなにうまく打ってもアップ周りに止まらないこともあります。
つまり、、出来るだけ、上りのアプローチ、パッティングを残すほうが良いということですね。
アプローチもオーバーよりもショートのほうが次に入る確立が上がります。
そして、このような場合ですが、アプローチで重要なことは、基本的にすべてフェースを開いて打ったほうが良いです。
これは、打ち方に関わらず、転がしで、AWで打つ場合、スタンス狭目で、ややオープンで右足の前にボールを置いてハンドファーストでリストをあまり使わないような打ち方でも少しだけ、フェースを開くと良いです。角度にして5度程度でしょうか? 打ち方は変わりません。
そして、狙いをフェースが開く分通常よりも少しだけ左に狙いを付けます。
その理由ですが、
1:少し開いた方がバンスを使いやすい。
2:少し開いたほうが、普段よりもスピンが少しかかる。
3:結果として、速いグリーンに対しても、同じ振り幅や強さでアプローチできる。
という形です。
グリーンがいつもより速いからと言って少し弱く打とうと思うと、ほとんどの場合、ダウンスイングで緩んでざっくりやトップのミスが増えると思います。
また、それを嫌がると強くインパクトしてしまって、オーバーみたいなことになります。
これは、ランニングだけでなくピッチエンドランでも同じです。
ボールの位置が真ん中でも、少しいつもよりもフェースを開いて打つことで、普段よりも硬くて速いグリーンに同じ振り幅強さで打つことが出来ます。
いつもよりも硬くて速いグリーンだなと思ったら、お試しください。
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