ダウンスイングのタメの正体とは?! | ★ギア・スイングの話2

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GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いてなかったけど、最近ゴルフ業界に戻りました。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.


さて、今回は、ゴルファーの永遠のテーマとも入れるダウンスイングのタメの正体のお話です。



 

ダウンスイングのタメの正体とは?!


ということで、、、、

最近の雪で関東圏も結構ゴルフ場がクローズになってますね。


また、降らないと良いですが、、、。



さて、みなさんのスイングは、ダウンスイングでいわゆるタメの動きができていますでしょうか?


これは、出来る人は、簡単にできて、出来ない人は、なかなか出来ないという感じだと思います。


それで、このタメの動きとはどういうことかというと、簡単に言えば、

”トップからダウンスイングにおいて、手首のコックを維持したまま、もしくは、手首のコックをさらに深めながら、ダウンスイングを行うこと“ 

になると思います。



しかし、タメのあるスイングは、見た目もカッコイイというのもありますが、ボールを飛ばすにも都合がいいスイングになります。



このタメのあるスイングと対極にあるスイングもあります。


いわゆるノーコック打法です。


これは、文字通りコックをまったく使わないという意味ですが、文字通り、まったくコックを使わないスイングも相当難しいですね。



簡単に言えば、パターのスイングです。

方向性は良いですが、距離が出にくいスイングになります。



そして、、アマチュアのスイングの中で一番多いと思われるスイングは、キャスティングスイングです。


これは、簡単に言うとコックは使いますが、ダウンスイングの前半にコックを解いて打つスイングです。


練習場で打っている方々のスイングを見ても90%以上がこのようなスイングになっています。


ある意味主流のスイングなので、これはこれで、アリかもしれません。


このキャスティングスイングで、シングルになれないかと言えばそんなことは無く、シングルハンディのゴルファーでもキャスティングスイングの人たちはいっぱいいます。


但し、プロレベルになると、このキャスティングスイングは、ほとんどいません。


というか、、、僕は、今のところ見たことはありません。


このキャスティングスイングのいいところは、コックをダウンの前半で解くので、インパクト前後のローテーションが少なくなり、本来フェース面にボールが当たりやすくなるスイングです。


つまり、ダウンスイングの途中まではショットスイングでダウンスイング後半からは、パタースイングみたいになることですね。


インパクト周りにローテーション動作を入れないので、当てやすいですが、ヘッドスピードは上がりません。


アマチュアのほとんどの人がこのスイングになるのも本能的にクラブフェースにボールを当てようと思うと、このようなスイングになります。


しかし、本当にこのスイングは距離が出ないのかというとそうでも言い切れません。


実際に、このキャスティングスイングでもヘッドスピード50m/s超える人たちもいます。


この人たちの特長は、筋力が強く、パワーでスイングスピードを上げることが上げることができる人たちです。


特に野球を本格的にやっていた人たちに多いスイングですね。


それで、本題のタメができるスイングのポイントですが、、、


”意識として、ダウンスイングでコックを維持してスイングしなければならない。”


と思うのではないでしょうか?


これは、スイング映像を見ると明らかにそのようになっているように見えるからですね。


次にこのようにスイングするためにやることは、多くの人が手を下ろさずに右肩を下げてコックを維持しようとするケースが多いです。


この場合、右肩を下げても手を下ろしていないので、コックは維持できていますが、ある意味手を下ろすダウンスイングがまだ、始まっていないので手を下ろし始めるとヘッドは下に下がり、インパクトは振り遅れるというスイングになります。

 スイング的にはインサイドアッパーのスイングでドローボールにもなりますが、これは、振り遅れているだけで、タメが出来ているわけではありません。


それで、僕がお勧めする練習方法ですが、

まず、、、右手と左手を分けて考えます。

 特にタメの動きは、右利きの場合、右手の動きで出来るようになるので、右手だけを考えます。



1:初めにすることは、両手でグリップをして、バックスイングをしてトップで一度止めます。


2:次に、そのトップのまま、左手だけを離して右手だけでクラブを持ちます。


3:その時の右手首の角度や、右ひじの角度を見てみます。右脇が大きく開いている人もいると思いますが、右腕と右手甲の角度を見てください。右腕と右手甲が、まっすぐフラットな人もいれば、90度近く甲側に曲がっている人もいるのではないでしょうか?

 このトップの時に、手首のコックが終わっていると、ここからタメを作ることはかなり難しくなります。


4:そこで、まず、右手だけで、トップまでにコックを終わらないように意識してください。ここは、クラブを持たなくても良いです。繰り替えし、右手だけで、動きを確認します。

  コックを終わらせるのは、トップを通過して切り返し直後になります。


  どうでしょうか? 右手だけで、この動きはできましたでしょうか?

ここができないと、タメの動きは、絶対に出来ないので、この右手の動きがちゃんとできるかがポイントです。


出来ない人は、ここができるまで、がんばってください。 


この右手だけの動きは、クラブを持たなくても良いです。 500ccのペットボトルをさかさまに持ってでも良いです。


アドレスから、バックスイングトップから、ダウンまで、右手でペットボトルを振ってください。

一番良いのは、短い練習用のクラブです。

片手でトップまで上げて、切り返し直後にコックする感じですが、できてきましたか?


この切り替えし直後の動きが難しい人は、きっと右手に力が入りすぎています。


出来るだけ、手首に力を抜いてトップまで上げれば、切り替えし直後にコックできます。

ここを繰り返し行って出来るようになれば、今度は両手でクラブを持って、この右手の動きを妨げないように振ってください。


この右手の形ができれば、ダウンスイングでタメが出来るようになっているはずです。

この練習を繰り返し行えば、タメの動きの正体は掴めたのではないでしょうか?


僕は、はじめに下記のように書きました。


”タメの動きとはトップからダウンスイングにおいて、手首のコックを維持したまま、もしくは、手首のコックをさらに深めながら、ダウンスイングを行うことになると思います。”


これだと、タメを作ろうとすると ”どうやって、手首のコックを維持したままスイングすればいいのだろうか?” となると思います。


しかし、、上記の練習でタメの動きが実際に出来ると手首のコックを維持したままスイングするのではないと気づくと思います。


タメを作るには、ダウンでどう維持するかではなく、トップで如何にコックを終了せずに切り返し、切り替えし後にコックが終了することができることかということが実感できたかと思います。

タメのあるスイングは、難しいですが、きっと出来るようになると思います。



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