石川遼プロのスイングは、どこが変わったか?! | ★ギア・スイングの話2

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GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いてなかったけど、最近ゴルフ業界に戻りました。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.

さて、今回は、石川遼プロのスイングに焦点を当ててみたいと思います。




ということで、、、、


さて、USPGAツアーが終わり、10月から日本ツアーに出場をはじめた石川遼プロですが、なんと、5週連続予選落ちということで、結構メディアにもいろいろ書かれていました。

しかし、ダンロップフェニックスでようやく予算を通過し、続くCASIOでも日毎に調子を上げて、最終的には2位タイとなりました。

それで、石川遼プロのスイングを間近で見て、スイングが変わったところを、書いていきたいと思います。


まず、、、アドレスです。 3年前のアドレスよりも頭の位置が少し右方向に移動して、クラブのシャフトの角度もヘッドよりも手の位置が中に入るようになり、シャフトが少し右に傾いていて、高弾道のショットをイメージさせるアドレスに変化しています。

 




そして、スイング中の最大の変化のポイントは、足の使い方がダイナミックに変わっています。

アメリカツアーへ参戦する前までの石川プロのスイングは、トップからインパクトフォローにかけて、大きく腰が左にスライドするスイングでしたが、腰の上下動はあまりありませんでした。

それが、2014年頃から少しインパクトで足を伸ばしながらスイングするようになっています。

おそらく飛距離を求めて、足の力をさらに使うようになったと推測されます。


そして、、、アメリカで転戦するうちに、飛距離を求めるところが、上半身の暴れにも繋がっていて、インパクトでの手の浮きと、ローテーションの使いすぎのスイングに変わったようです。

これが、今回のスイングは手の浮きを抑えるのとローテーションの使いすぎを抑えるスイングに変更ということですが、インパクトからフォローでの頭の位置が大きく後ろに下に下がっていますね。


それで、このスイングを身につけるために石川プロが練習場で繰り返し試していたことは、ハーフトップからハーフフォローまでのシャドースイングです。

インパクトで手があまり浮かないようにところと、手を出来るだけ身体に近い場所を通るような動きとさらに頭は後ろに下がるような動きの練習を繰り返しています。

それと、、、ショットについては、トラックマンを持参して、計測していることもありました。

トラックマンは、身体の動きは教えてくれませんが、ボールの動きとクラブの動きは、数値で見せてくれます。

スイング改造と共に、このあたりの数値をチェックするのも大事なことですね。

特にツアープロは、ヘッドスピードが速いので、少しの変化が大きな数値の変化になることもあります。

ドライバーでも、回転数がかわれば、弾道に影響が出ますので、入射角のチェックや、クラブパスのチェックは重要ですね。


この石川プロのスイングですが、20才ころのスイングと比較すると、かなり、イマドキのスイングになっていると思います。

以前は、インパクト以降も大きく左ひざを曲げながらスイングしていましたが、今は、上下への地面の反発をうまく使える足の動きに変化しています。

この足の動きは、参考になると思います。

小平プロほど、大きくジャンプアップはしていませんが、わずかな左足のジャンプアップは見られると同時に左ひざをしっかり伸ばしながらスイングしています。

あとは、インパクト~ハーフフォローの頭の位置ですね。

 




この頭の位置は、アマチュアとは徹底的に違うポイントです。

この頭の位置が右足方向に近づくほど、ヘッを加速しやすい状況になります。

逆にインパクト~ハーフフォローで、ボールの位置の真上から左へ動くタイプのスイングの人は、距離が出にくいスイングです。



みなさんも一度インパクト~フォローで頭の位置がどこにあるか確認するともっと飛距離の出るスイングに近づくと思います。



ということで、、、キャロウェイのカスタムクラブは、こちら!!!