スペアクラブは必要か?! | ★ギア・スイングの話2

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GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いてなかったけど、最近ゴルフ業界に戻りました。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.

さて、今回は、スペアクラブの必要性のお話です。




ということで、、、、


前週の日本オープンでは、池田プロの技術と精神力の強さが目立ちましたね。また、アマチュアの金谷氏も大健闘だったと思います。

それで、、、3位に入った小平プロ、、、、なんと2日目にエースドライバーのヘッドが割れて、3日目、4日目は、スペアのクラブで戦っていたようです。


小平プロは、トータルドライビングで、常に上位に位置していて、いわゆる飛んで曲がらないドライバーが武器といえますね。


そのドライバーのヘッドが割れたことは、今後の試合にも影響があるかもしれません。


ちなみに、、、小平プロは、1年間くらいでドライバーヘッドが割れるようです。

速いヘッドスピードで、常に同じ位置にミートできるプロならではの現象ですね。



そういえば、、、松山英樹プロも、ドライバーをスリクソンの古いモデルから、キャロウェイに変わったきっかけも、ドライバーが壊れたからとのコメントが出ていました。


やはり、トッププロにとってエースドライバーは大事ですね。


それで、、、小平プロがエースドライバーとして使用していたドライバーは、PRGRのRS Fプロトタイプです。





このドライバーが契約プロに支給され始めてすぐ使い出していましたね。 そして、そのドライバーが壊れて、スペアのドライバーとして使っていたのは、同じPRGRのRS Fプロトタイプではなく、RS-F2017ドライバーでした。

実は、このPRGRのRSプロトタイプとRS-F2017ドライバーは、構えた感じもヘッドシェイプもほぼ同じですが、数値で言うと重心距離が1mmだけ短く、重心深度が3mm浅いです。重心角はほぼ同じという形で、実は、ほんの少しだけ捕まって、ほんの少しスピン量が減ります。

これは、設計上というだけではなく、実際にボールを打ってもこのような結果になります。

僕も、この2本とも持っているので、違いはよくわかっています。

ちなみに、僕は、この2本を自分の調子に合わせて使い分けています。少しスイング的に捕まりすぎだなと思うときは、RS Fプロトタイプのドライバーを使い、普通に打てるときは、RS-F2017ドライバーを使用しています。ちなみにシャフトは、DIAMANA B50とDIAMANA 50BFを使っていますが、カチャカチャなので、ヘッドだけ交換して使うことも多いです。

実際、日本オープンでの小平プロの3日目、4日目のドライバーは、安定していなかったですね。

左バンカーからフェードで狙っていたショットは、そのままストレートに左バンカーに入ったりということが多かったように思います。また、スピン量が減ることによってキャリーも変わってきますので、プロの場合は、単にスピンが減って飛べば良いというわけにはならないですね。

プロの場合は、スペアクラブは必須なのですが、一方アマチュアゴルファーでは、どうでしょうか?

僕は、アマチュアゴルファーもスペアクラブは余裕があれば、持っていたほうが良いとも思います。


その理由ですが、ゴルファーは、ルール上、14本までのクラブをラウンドで使用できます。

もちろん、14本いれなければいけないというわけではありません。戦略上10本にするという選択もあります。

しかし、、、14本しかもともと無ければ、その固定の14本で、どのコースでも、どのような調子でもラウンドすることになります。

スペアがないセットの利点は、ずっと同じクラブを使い続けるので、クラブの特性がわかりやすいことです。


これは、サッカーでたとえると、11人だけで戦うのと同じですね。故障しても変更できない、、、相手によってメンバーを変えたりできない、、戦術の変更が難しいみたいな感じです。しかし、同じメンバーで戦うので、メンバー同士の意思疎通はしっかり出来るみたいなものですね。

しかし、それ以上のメンバーがいれば、11人で戦うサッカーでもかならず、ベンチ要員はいますので、いろんな選択の中から11人を選ぶことができます。


ゴルフの場合も同じで、14本以上あれば、その中から、コースや、自分の調子に合わせた14本を選ぶことができます。


それで、スペアクラブを選択するポイントは何でしょうか?


僕がお勧めするスペアクラブは、まず、、、ドライバーです。

そして、、壊れたときのためのまったく同じドライバーという選択肢もありますが、優先順位としては、少し性格が違うドライバーをお勧めします。

たとえば、、、、

1:方向性の良いドライバー 2:距離が出るドライバー

見たいな感じです。フェアウェイ幅が広く距離が長いコースでは、2の飛ぶドライバーで、距離が短くフェアウェイが狭いコースでは、1の方向性が良いドライバーを選択する感じです。

次に、ロングミドルアイアンか、UTか?

たとえば、4番、5番、6番アイアンをいれるのか、24度、27度、30度のUTを入れるのか?

アイアンとUTの違いは、方向性は、アイアンの方がよくて、距離のミスは、UTのほうが少ないという形になります。たとえば、バンカー超えになるグリーンが多ければ、UTのほうがあっていると思いますし、バンカーは少ないけど、グリーン幅が狭い(2グリーンのコースなど)場合は、アイアンのほうが良いと思います。

ウェッジで言えば、バリエーションが多いと、距離が短くてグリーン周りが難しいコースは、FWなどを抜いて、ウェッジを増やすというのも有効です。

最後にパター。

ひとつは、弾きがいいパター、もうひとつは、あまり弾かないパター。同じタイプでこのように分かれていれば、グリーンのスピードによって、距離感が合うパターを選択できます。

1本のクラブでいろいろ打ち分けるのも楽しいですが、コースや、調子に合わせてクラブセッティングを選ぶのも楽しいですよ。

一度スペアクラブも考えてみると良いと思います。

 

ということで、、、小平プロも使うPRGR RS-F2017ドライバーの詳細情報はこちら!!!