さて、今回は、雨の中のプレイは、なぜスコアが落ちるのかのお話です。
ということで、、、、
皆さん、雨のゴルフは好きですか?
ほとんどの人は、嫌いだと思います。僕も、雨のゴルフは、好きではありません。
人によっては、雨ならゴルフはしないという人もいると思います。
実際、ホームコースでも雨の日は来場者が減って、月例競技も、スタート時間の変更や組み合わせ変更などで、バタバタします。
この間も、ホームコースの競技 理事長杯の2次予選が雨になりました。
さすがに、月例と違い、雨での欠場はほとんどありませんでした。
軽い雨かなという感じだったのですが、途中本格的に降ったりして、結構難しいコンディションになりました。
予想通り、決勝へのカットラインが下がり、みんなスコアを崩した感じでした。
実は、僕は雨は好きではありませんが、競技のゴルフは違います。雨のゴルフの対応はわかっているので、総じてスコアも落ちず、結果的に順位が上がります。
だから雨はチャンスだと思っています。
それで本題ですが、雨でスコアが崩れる理由ですが、色々あります。
1:レインウエアで、スイングするのに動き難くなる。
まあ、イマドキのレインウエアはある程度の金額以上のものであれば、中に雨が侵入することはありません。
しかし、スイングしやすいかどうかは、違います。
2:ショットがダフり易くなる。
雨の場合、芝が濡れて、ボールがフェアウェイでも沈みがちです。さらに、地面がぬかるんだりして、少しでも手前からクラブが入ると、ダフって飛ばなくなります。
3:ドライバーショットがドロップする。
これは最近の低スピン仕様のドライバーに多いですが晴れていてフェースが乾いていると、少ないスピン量で距離が伸びたりしますが、雨で水滴がフェースとボールに付いているとさらにスピン量が減って、ドロップして、キャリーが出なくなったり、変なサイドスピンがかかったりすることもあります。
4:ショットの距離感が悪くなる。
これはほとんどがショートなのですが、ちゃんとスピンがかからないことがあったり、ダフッたりというのもありますが飛んでいるときの雨の抵抗もあります。だから普段の距離と同じだけ飛ぶことはないですし、雨の量で飛距離も変わります。
だいたい、この辺りが原因でスコアが落ちます。ちなみに、男子プロの場合、少しの雨だと逆にスコアが伸びます。雨の対応ができてるのに加え、グリーンが止まりやすくなるからですね。
それで対応ですが、
1:レインウエアですが、機能のポイントととして、スイングしやすいと強調しているものがオススメです。耐水性がどうみたいなところもありますが、まずは、スイング重視のウエアがいいですね。
例えば、タイトリスト レインウェア
2:ショットのダフりですが、これは簡単にはいきません。ここは雨だからという訳ではなく、普段からそのようなスイング軌道ということになります。
晴れていれば、芝の上を多少滑ってミスにならないショットも雨ではその誤差を許してくれないので、ミスになります。
ここは、正しいダウンブロースイングを身に付けるしかありません。逆にいえば正しいダウンブローであれば、雨でもミスが少なくなるということになります。
3:ここはドライバーに何を選択するかとなります。
弾道が低かったりロフトが少ないドライバーで、浅重心のドライバーは、低スピンになりやすいです。
今、注目のGBB エピック サブゼロ ドライバーは、結構低スピンタイプなので、雨の日は、ロフトアップをお勧めします。
キャロウェイでいえば、 GBB エピック スター ドライバーであれば、サブゼロドライバーほど低スピンにならないので、雨でも大丈夫ですね。
このようにあまりに低スピンのドライバーは、雨の日は飛ばなくなる可能性があります。
4:ショットの距離感は、慣れるしかないのですが、単純に大きい番手をもてばいいというわけでもありません。やはり、キャリーが必要になるので、ボールが上がりにくい番手は、極端に距離が落ちる場合もあります。