さて、今回は、風が強いコースでのスコアメイクの方法のお話です。
ということで、、、、、
このあいだ、初めて回った那須ゴルフ倶楽部ですが、名門らしい佇まいもよかったですが、山の中にあることと、思った以上に樹が少ないということで、結構風がハザードになっているところもありました。
それで、今回は、山岳コースでの風の対応方法のお話です。
まず、、、風の強いコースでよく言われること、、、。
1:低いボールを打つ。
これは、基本ですね。風に対しては、低弾道のショットほど影響を受けにくいです。例えば、林間コースで風が強いコースでは、セパレートされている林の上に行く弾道は、打たないなどもあります。特にホールに対して、横風が強い場合、ドライバーショットでも林の上に上がった瞬間、大きく曲がることもよくあります。
2:低スピンボールを打つ。
これは、上の低弾道ショットにも繋がりますが、低弾道は、弾道そのものが低いショットです。しかし、いくら打ちだし角が低くても、高スピンであれば、途中から舞い上がり、結果的に大きく風の影響を受けることになります。
この上記2点は必要ですね。樹が少ない河川敷のコースなども、やはり、低弾道・低スピンが基本です。
極端な例ですが、残り100Yの位置で、台風並みのアゲンストの風が吹いていたとします。
通常なら、ウェッジやショートアイアンで十分届く距離です。
しかし、、、極端なアゲンストになれば、実質何ヤード打てばいいかなどの判断はつきにくいです。それと、、、例えば、130Y打つつもりでといったところで、打ちだし角とスピン量によってそれでもショートすることもあります。
風が強いコースで回った経験のある方ならわかると思いますが、ショートアイアンで強いアゲンストで打ったら、途中でボールが止まったようになってポトリと落ちてショートしたみたいな経験もあると思います。
それで、、、そのような場合は、100Yでもランニングアプローチのつもりでショットする方がいいと思います。
例えば、5番アイアンでハーフスイングをするとかですね。もちろん、低くて、ゴロゴロ転がるイメージです。
このようなショットの方が距離は安定します。転がすので、フェアウェイの状況、(硬い、柔らかい)などの確認Mお必要ですが、普段から、5番アイアンで、100Y打つ練習などを練習場でやっていれば、このような状況の時に、すぐ対応できますね。
さて、
もうひとつポイントがあります。
それは、、、
3:左右に曲げるインテンショナルショット。
風は、フォローや、アゲンストだけでなく、左右にも吹きます。
その場合、強く風が吹いている方向にボールは曲がっていきます。例えば、普段ドローボールを打っている人が、右から左の強力な風の中でショットをした場合、いつもより右を狙おうと思っても、それ以上に曲がる場合も多いです。
こういう状況で一番ミスが出にくいのは、風の方向と逆の方向に曲げるショットです。持ち球と逆球のショットを打つ練習をしているとこのような風の中のショットの対応力がさらにつきますね。
山岳コースで風が強いコースで一番難しいのは、打ちおろしのホールです。
風がなくてもきつい打ちおろしのホールは、ボールの滞空時間が長くなるため、曲がる要素が増えます。ここに強い風が加わると、飛んでもなく曲がることにもなります。
このような場合、風の方向とは逆の方向に曲がるショットを打てれば、風の影響を少なくすることができます。緩やかな風の場合は、風に乗せてと言う選択肢もありますが、強風の場合は、やはり風とけんかさせるよなショットが必要ですね。
いつもの同じショットだけではかなり難しくなるので、ぜひ、低弾道でロースピンで、インテンショナルなショットを打つ練習ができれば、このような場合もスコアメイクできますよ。
ということで、、、球筋の打ち分けがしやすいタイトリストAP2アイアンの詳細情報はこちら!!!