今回は、高速グリーンに対応するパッティングの方法のお話です。
ということで、、、、
マスターズをテレビで見ていましたが、やはり高速グリーンは相変わらずですね。
日本のコースのグリーンも昔と違って高速グリーンが増えてきましたね。
それで、今回は、高速グリーンにいかに対応したパッティングができるかということを書いていきたいと思います。
グリーンは、早くなれば難易度が増します。その理由は、
1:距離感が難しくなる。
これは、グリーンが高速になると小さなスピードのインパクトで転がる距離が長くなるので、ストロークのスピードコントロールもかなり繊細な感じになります。
2:傾斜の影響が受けやすい。
以外に思うかもしれませんが、高速グリーンと、遅いグリーンで同じ傾斜でも狙うポイントが変化します。簡単に言うと、よりボールに対して重力の影響が大きくなる感じです。ボールの転がりとしては、下り傾斜に乗ってからなかなか止まらないということになるので、狙うポイントが変わります。
3:曲がるラインがタッチによって、大きく変化する。
これも遅いグリーンであれば、例えば、フックラインで狙う場合、タッチにあわせていろんなラインで狙えるわけではありませんが高速グリーンになると、タッチ次第で、何通りもカップに入れることができるラインができます。
このように大きくパッティングに影響が出ることになります。
では、どのようにすれば、こんな高速グリーンを克服できるか?
1:練習グリーンでは、距離感の練習を多めにする。
上り、下り。フック、スライスなどいろんなラインをある程度の距離で打つ練習です。ボールは、2つくらいでいいと思います。
それで、まず、10Mほど離れてラインを読んで、例えば、50cmのフックラインなどを読んで、一つ目のボールを打ちます。そして、どの方向に出て最終的にどこに止まったかを確認します。特にカップ際の止まる当たりをよく見ておきます。高速グリーンになればなるほど、最後がなかなか止まらないので50cmフックラインに読んで、その方向にちゃんと打ちだせても最終的にカップの左2mに止まっていてもおかしくありません。
そうすると、次のボールは、2m50cm右へ打ちだすようにストロークします。
このように、2個のボールで一つめは、強さとライン確認。2つ目のボールでちゃんと寄せるみたいなことを繰り返します。
2:ショートパットですが、1~2mくらい離れて、すこし曲がるラインのところで2個打ちます。
その時に、フックラインやスライスラインで、違うラインに打ちだして 2個ともカップインする練習をしてください。
例えば、1カップ右のフックラインと2カップ右のフックラインです。同じところから、少し強めに打てば、ラインを薄く取れて、ジャストタッチで打てば曲がりを大きく狙えると思います。
この練習は、高速グリーンではラインが一つではないことが理解できて、どのラインに対してどのタッチで打ちだすかということを身につけます。
この2通りの練習を繰り返せば、高速グリーンでもだんだんタッチが分かって、パッティング技術も上がってくると思います。
あと、、、もうひとつポイントがあります。
それは、高速グリーンではパターの重量が重いほど、使いやすいということです。
理由は、高速グリーンは、大きなストロークが取れず、繊細なタッチでスピードの強弱をつけなければいけません。
パターの重さが、ゆったりとしたストロークを生み、スピードのコントロールをしやすい状況が作れます。
もし、高速グリーンが苦手であれば、今のパターよりも重いパターを試してみるものいいと思います。
ということで、、重いパターの代表、、、、
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