左右にトラブルのあるホールでの正しい攻め方とは?! | ★ギア・スイングの話2

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GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いてなかったけど、最近ゴルフ業界に戻りました。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.


さて、今回は、難易度の高い左右にトラブルのあるホールの攻め方のお話です。






ということで、、、、


この間、佐原CCに行ってきました。 あまりアップダウンはないですが、コースも変化に富み、面白いコースです。


ここは、おそらくトーナメント開催を前提に作られたコースだと思いますが、9番と18番グリーンの奥には石積みの観客席があります。

他にもショートホールも石積みの観客席があったりと、観戦前提でコース設計されているようです。


それと、スタートホールが、OUT INで離れているのですが、なんと練習グリーンだけでなく、アプローチ用のグリーンも両方に完備されています。







そして、素晴らしいのはアプローチ用グリーンも、練習グリーンと変わらないクォリティです。アプローチ練習場があるコース自体少なかったりしますが、そのアプローチ用のグリーンがパッティング練習できるクォリティを持っているところは、本当に少ないです。


しかし、このようなアプローチ用グリーンがあれば、アプローチの練習にはいいですね。実際、アプローチ用グリーンはグリーン整備されていないところが多いので、グリーン上でどのくらいはねるとか、スピンがどう掛かるみたいなとkろは、再現できないような練習場が多い中で、本当に実戦さながらの練習ができます。


さて、このコースの最終ホールですが、かなり特長的なホールになっています。9番 18番と真中の池を中心に左右に分かれています。


さらに面白いのが、ティグランドがクロスするように打っていきます。


右側のホールを使うのは、9番なのですが、左側のホールの手前にティーグランドがあります。18番は逆で右側のティーから左側のフェアウェイに向かって打っていきます。


その結果、どちらのホールもティーショットが池越えになるような設計です。

そして、そのホールの設計ですが、どちらも短めのPAR5ですが、フェアウェイが右サイドにある9番では、フェアウェイ右サイドが急激な前上がりの斜面のラフになっていてさらに、一定ではなくポテトチップス形状の斜面になっています。

フェアウェイも同じようにうねっていて、フラットなところはほぼなく、フェアウェイも前上がりで傾斜が常に池のある左サイドに向いています。


18番はその逆で、左サイドが高く、池のある右サイドが低くなっていて、左側の斜面は急激な前下がりのラフでやはり、ポテトチップス形状のラフです。


フェアウェイも同じように前下がりになっていて、うねりのあるフェアウェイです。そして、グリーンまで右サイドは池が広がっています。


さて、このようなホールはどう攻めればいいのでしょうか?


まず、、、自分のよく出る弾道を考えます。ティーショットが斜めに池越えになるので、どのあたりを狙うとキャリーで池を超えるかということを考えます。


例えば、9番ホールのように左サイドに池がある場合、フック系のボールを打っている人は、どこまで、右サイドに逃げると安全化を考えます。

しかし、、、右サイドに逃げすぎると前上がり斜面の右ラフに捕まり、こんどは、セカンドショットの 狙いが難しくなります。

理想は、左のいけぎりぎりのフェアウェイですが、そこを狙うにはリスクが高すぎます。

このホールがうまく設計されているところは、短めのPAR5ということです。これが、長めのPAR4になると、パーを取るルートがかなり限られますが、PAR5とすることで、パールートも確保されています。


そして、、、このホールのティーショットで避けることを優先順位をつけて考えます。

1:左の池にティーショットで入れる。
2:右ラフの斜面に入れる。

などです。


そして、、使うクラブと狙う弾道で、上記1.2の確率を考えます。

ドライバーでフェアウェイ右を狙うと、1の確率つまり、池に入れる確率は、40%はとか、2の確率は、50%とかですね。これで、考えるとフェアウェイに残ることは、10%しかありません。


次に1は、ダメだけど、2はokと考えるかどうかを決めます。つまり池は絶対だめだけど、右ラフは想定内のミスでOKという感じです。

これが、1、2両方ダメと考えると選択肢がかなり減ると思います。そして、確率で80%であれば、それにトライするべきです。ゴルフなので、100%はありませんが、80%の確率のショットががあれば、そこを狙う方がいいと思います。


それと、この場合、使うクラブと狙う方向も同時に考えます。例えば、アイアンのティーショットも十分考えられます。FWやUTも十分考えられます。

そうすることにより、選択肢がさらに増えてきます。


往々にしてPAR5は長いクラブでティーショットしたくなりますが、冷静に考えて、右の斜面のラフにドライバーで打つと、セカンドは短いアイアンで出すだけみたいなことになると、アイアン+UTの方が残りの距離が短くなることもあります。

つまり、ショットの選択は、そのティーショットだけでなく、その次のショットも想定して狙いを決めて選択して下さい。

これは、ビリヤードなどとも似ていますね。狙うボールを狙うポケットに入れるだけでなく、次のボールのポジションを考えてショット選択をします。



ゴルフも少なくとも次のショットが打ちやすいところになるような選択をした方がいいです。



整理すると

1:左右のトラブルで、右か左の優先順位をつける。
2:優先順位で、想定内のミスでOKかどうか考える
3:1,2を考慮し、さらにその次のショットを考えてクラブ選択、狙う方向弾道を決める。


という感じです。


そして、最後に重要なこと。

一度決めたら、迷わずにショットする。

ここも重要です。


右もいやだな、でも左もいやなどと思いながらティーショットしても、なかなかいい結果にならないです。

決断したら迷わないことも大事です。


そして、、、あとは、、心の持ち方です。ここは、自分を信じることができるか? です。

これは、プロもアマも変わりません。ショットを打つ前に自分の決断と自分のショットを成功を信じられるときっとうまくいく確率が上がります。

お試しください。

ということで、、、佐原カントリークラブの詳細情報はこちら!!!