先日、
とある療育施設に
見学に行かせていただきました。
杉並区からはちょっと遠くて、
通うことはできないと思うけど、
子どもたちのことを考えて療育している施設だということで、
知人が見学するのに
ついていったのです。
すごくすごく素敵な場所で、
建物からして愛にあふれています
知ってる人は分かるかもしれませんが、
建物がバームクーヘンを切ったような
『C』の字形をしているのです。
廊下が全部南向きで、
ガラス張りなので、
日差しが入って暖かくて、
反対側を歩いている人もよく見えます
中庭には北風がほとんど入り込まず、
冬でも寒さを感じにくいそうです。
園長先生も、
この道40年?のベテラン先生も、
すごく愛があって、
素敵な言葉をたくさんいただき、
友人と2人して泣いてしまいました
園長先生の言葉に何度も出てきたのが、
『一緒に』という言葉。
スタッフと親が一緒に創る。
一緒に考える。
一緒にやってみる。
病気になった子どもを持つ親の中には、
専門家を頼る気持ちが強すぎて、
自分でできない親もいるみたい。
でも、その気持ちよく分かりますよ。
一人目の子どもなんて、
健康だって、
どう扱っていいか
四苦八苦しますもの
私は、
自分の母が、
娘(一人目の子。健常)を粗雑に扱っているのを見て、
それを
娘が平気そうにしているのを見て、
「あぁ、このくらいしても大丈夫なんだー」
とだんだん慣れていった記憶があります。
それがですよ。
家族や、
医者や看護師やリハビリのプロたちが、
慎重に慎重に扱っているのばかり見ていたら、
「この子うかつに触っちゃ駄目なんだ。」
「ちゃんと専門的知識を持った上でじゃないと触れない。」
「私は専門家じゃないから触れない。」
そう思っちゃう気持ち、無理もないです。
私も、
ブブちゃん(二人目の子。生後10ヶ月で二相性急性脳症になり、現在は身体障害がある)が、
けいれんをしたり、
筋緊張でつらそうなのを見ているうちに、
触れ合い方が分からなくなっていました
ピンと突っ張った手足に、
どれくらいの力を入れて曲げさせたらいいのか。
触ると緊張が入る我が子を、
どうやってなだめたらいいのか。
さっぱり分からなくなってしまっていました
そして、うん、
専門家に頼りすぎていたかもしれません
でも、
親じゃなきゃ分からないことも
たくさんあるのよね。
その一つがこれ。
『親が困っていること』
これは誰より親がわかっていますとも。
だからここの施設では、
親にたくさん話を聞いてくれるそうです
そして、解決策を一緒に考えてくれるそうです
そして、『一緒に』は、
保健所や自治体との連携も。
保健師さん、
区役所、
訪問リハの人、
会う人会う人、
イチから病気について説明しなきゃいけない杉並区は、
まだまだ改善の余地があるな
と思いました
自治体との連携、
どうやって解決していったのか
って聞いたら、
『通うこと』
だそうです。
「○○さん、いますか?いない?じゃ、来てたよって伝えていただけますか?」
うわーーーー!
営業じゃん!!!
産休育休に入る前は
営業をしていた私達2人は、
激しくデジャビュを感じました。
人間関係の構築ってつらいのよ。
特に、向こうが必要としていないときは。
それを、この人(園長先生)は、
お金にならないのにやっていたのかー。
子どもたちのために。
泣けるーーー
それから、
ベテラン先生には、
障害を抱えている子が、
遊びを通して
どれだけ変わるかという話を
たくさん伺いました。
一生笑わない
と言われていた子が、
手遊び歌で笑った話
パパのほっぺを
初めて触った話
リハビリって、
慎重に体を動かすもの
だけじゃないんだ
遊ぶことや生活そのものが
リハビリなんだ
私は毎日、
どんなリハビリをしたらいいのかなぁって悩んでいたけど、
遊んであげたらいいんだ
そして、笑う赤ちゃんに元気をもらえばいいんだ
すごくそういう気持ちになりました。
このベテラン先生のように、
ほっといても楽しくリハビリしてくれる先生ではないけど、
うちに来てくれる訪問リハの方と、
タッグを組んでやっていきたい
一緒に。
とある療育施設に
見学に行かせていただきました。
杉並区からはちょっと遠くて、
通うことはできないと思うけど、
子どもたちのことを考えて療育している施設だということで、
知人が見学するのに
ついていったのです。
すごくすごく素敵な場所で、
建物からして愛にあふれています
知ってる人は分かるかもしれませんが、
建物がバームクーヘンを切ったような
『C』の字形をしているのです。
廊下が全部南向きで、
ガラス張りなので、
日差しが入って暖かくて、
反対側を歩いている人もよく見えます
中庭には北風がほとんど入り込まず、
冬でも寒さを感じにくいそうです。
園長先生も、
この道40年?のベテラン先生も、
すごく愛があって、
素敵な言葉をたくさんいただき、
友人と2人して泣いてしまいました
園長先生の言葉に何度も出てきたのが、
『一緒に』という言葉。
スタッフと親が一緒に創る。
一緒に考える。
一緒にやってみる。
病気になった子どもを持つ親の中には、
専門家を頼る気持ちが強すぎて、
自分でできない親もいるみたい。
でも、その気持ちよく分かりますよ。
一人目の子どもなんて、
健康だって、
どう扱っていいか
四苦八苦しますもの
私は、
自分の母が、
娘(一人目の子。健常)を粗雑に扱っているのを見て、
それを
娘が平気そうにしているのを見て、
「あぁ、このくらいしても大丈夫なんだー」
とだんだん慣れていった記憶があります。
それがですよ。
家族や、
医者や看護師やリハビリのプロたちが、
慎重に慎重に扱っているのばかり見ていたら、
「この子うかつに触っちゃ駄目なんだ。」
「ちゃんと専門的知識を持った上でじゃないと触れない。」
「私は専門家じゃないから触れない。」
そう思っちゃう気持ち、無理もないです。
私も、
ブブちゃん(二人目の子。生後10ヶ月で二相性急性脳症になり、現在は身体障害がある)が、
けいれんをしたり、
筋緊張でつらそうなのを見ているうちに、
触れ合い方が分からなくなっていました
ピンと突っ張った手足に、
どれくらいの力を入れて曲げさせたらいいのか。
触ると緊張が入る我が子を、
どうやってなだめたらいいのか。
さっぱり分からなくなってしまっていました
そして、うん、
専門家に頼りすぎていたかもしれません
でも、
親じゃなきゃ分からないことも
たくさんあるのよね。
その一つがこれ。
『親が困っていること』
これは誰より親がわかっていますとも。
だからここの施設では、
親にたくさん話を聞いてくれるそうです
そして、解決策を一緒に考えてくれるそうです
そして、『一緒に』は、
保健所や自治体との連携も。
保健師さん、
区役所、
訪問リハの人、
会う人会う人、
イチから病気について説明しなきゃいけない杉並区は、
まだまだ改善の余地があるな
と思いました
自治体との連携、
どうやって解決していったのか
って聞いたら、
『通うこと』
だそうです。
「○○さん、いますか?いない?じゃ、来てたよって伝えていただけますか?」
うわーーーー!
営業じゃん!!!
産休育休に入る前は
営業をしていた私達2人は、
激しくデジャビュを感じました。
人間関係の構築ってつらいのよ。
特に、向こうが必要としていないときは。
それを、この人(園長先生)は、
お金にならないのにやっていたのかー。
子どもたちのために。
泣けるーーー
それから、
ベテラン先生には、
障害を抱えている子が、
遊びを通して
どれだけ変わるかという話を
たくさん伺いました。
一生笑わない
と言われていた子が、
手遊び歌で笑った話
パパのほっぺを
初めて触った話
リハビリって、
慎重に体を動かすもの
だけじゃないんだ
遊ぶことや生活そのものが
リハビリなんだ
私は毎日、
どんなリハビリをしたらいいのかなぁって悩んでいたけど、
遊んであげたらいいんだ
そして、笑う赤ちゃんに元気をもらえばいいんだ
すごくそういう気持ちになりました。
このベテラン先生のように、
ほっといても楽しくリハビリしてくれる先生ではないけど、
うちに来てくれる訪問リハの方と、
タッグを組んでやっていきたい
一緒に。