金曜日の14:30ごろ、金融庁が貸金業者への処罰で16:30より会見と
ロイターが流す。そこでとりあえずUFJニコスに空売りをと考えたが
躊躇、そして空売りは止める。引け後にUFJニコスは大幅赤字の決算。
本日ストップ安。 勇気を持たないといけませんね。自信を持てないから
勇気も持てないのですねえ。

そういう反省をしながら「欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア」を
読む。1923年に書かれた書物とは思えない代物。携帯端末で売買出来る
今日にあっても読む価値あり。それは「相場のことは相場に聞け」の相場
格言を体現したトレーダーといった趣があるからであろう。

アマゾンのレビューで、村上龍による邦題が批判されている。そりゃそうで
ある。「幻想」とはなにごとだ。リバモアは相場は相場に帰結すると考えて
いるのは明かで、「幻想」なんてことはないだろう。「欲望」も同様。相場で
儲けたカネで酒池肉林だったわけでなし。
エドウィン ルフェーブル, Edwin Lef`evre, 林 康史
欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア
日本株
USEN宇野は雑誌で東証一部鞍替えの準備と発言。そんな大風呂敷
に市場は反応。

為替
ドル円が119円台に復帰。
ユーロは複数の中銀メンバーが方々でインフレリスクに言及するも
反応薄く。

殺し屋同士が恋をして…
ジャック・ニコルソン キャサリン・ターナーの上質のおとなのコメディ。
「女と男の名誉」(1985)。
15年ぶりくらいに見るのだが、このねっとりした質感はなんだ。
ビクターエンタテインメント
女と男の名誉
為替
金曜日の夜から朝にかけて、円安が各方面で一気にすすむ。
GBP/JPYにいたっては1円以上動く。
おかげで、90円を突破したAUD/JPYをたんまりと利確する。
開始から16週かけて元本を200%にすることもできた。

このFXの勢いを思うと、株を続ける意味はあるのだろうかと
ふいに思う。税金も20%となるわけであるし。
よく売れている「ヤバい経済学」。
米国の犯罪の現象は、73年の中絶の合法化による…など、様々な事象の
分析を、ノリの良い翻訳で一気に読ませる。

その中で次のような件がある。
ルーマニアのチャウシェスク政権打倒は、民衆のデモの拡大に起因したが、
そのデモを巻き起こしたのは10代の子供達であった。
反体制派のリーダーの一人の大学教授は、「怖がっている自分にデモに
参加しろと言ったのは13歳の娘でした」と後日語っている云々。
本書の本旨とは外れたところで、ちょっといい話。
スティーヴン・レヴィット, スティーヴン・ダブナー, 望月 衛
ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
日本株
武田薬品が6日ぶりの陽線をひく。

為替
豪ドルが89.90あたり、NZドルが79.00あたりに抵抗され続けて面白くない日が
続くのである。来週は豪が消費者物価3Q(水曜日)、NZが金利決定会合(木曜日)
とあるので、動いたところでさっさと売っていきたいところ。

ラマダン明けの中東からのオイルマネーが
信越・キヤノンなどのハイテク株を豪快に買う。

というのは俗説なのか、オイルマネーの流入は
2月8月が中心というのが有力である。

とは言うものの今年の夏は、イラン・北朝鮮の
地政学リスクで、オイルマネーの日本市場流入は
控えめで、まだ余力が有るとも言われている。
遠慮なく武田薬品をがっぽりがっぽり買ってくんろ。


楽天、リーマンが投資判断をオーバーウェートに

引き上げ。それを手掛かりにストップ高まで。

あがっていって一息ついたところで、JPモルガンの

勝間がunderweightを出して、また下がる…と展開予想。


為替

もろもろ持ち直す。豪ドルも再び90円を目指す展開。

ダウ・マーケットトークはニュージーランドの利上げ予想が

強まるとレポート。

気がつくと自民党から玄人受けしそうなナンバー2タイプの政治家がいなく
なっていた。
自民党ナンバー2タイプの代表格は川島正次郎である。
川島の「政界は一寸先は闇」は、大野伴睦の「猿は木から落ちても猿だが、
代議士は選挙に落ちればただの人」とならぶ政界の名言である。
ちなみに日本プロレスの初代コミッショナーが大野伴睦で、二代目が川島
正次郎である。このふたりは自民党創世記の党人派の代表格と言ってもよい。

そのカワショーのwiki での項は、なかなか読ませるのだが、締めくくりが
ふるっている。

川島は政治家として特にこれといった功績はないが、ナンバー2として
権勢を振るい続けようという彼の政治行動は非常にユニークなものであり、
政治学の研究対象としてはなかなか興味深い人物である。

ナンバー2が色気(総理大臣を目指す)を出すと ろくなことにならないと
示したのが大野伴睦で、それを尻目にナンバー2に徹したのが川島正次郎。
それをつぶさに見て学んだのが、後の自民党幹事長・田中六助である。

田中六助と同様に官房長官・幹事長の座についたナンバー2型の政治家に
最近では梶山静六・野中広務がいる。この二人が最後の大物ナンバー2かも
知れない。しかし田中・梶山・野中と川島・大野には大きな違いがある。
川島・大野は自前の派閥をもったナンバー2タイプであった。

ナンバー2の役回りを演じるには、派閥のトップでなければならなかったのだ、
かつての自民党は。

日本株
日経一面が武田薬品の好業績。寄り高に終わり、+10円でせこく引ける。
市場自体、NY株高に引っぱられての急上昇の利確売りに押される。

米国景気が案外強いとの評価にここにきて急激に変わったが、再び利上げ
懸念が出てくれば、またバーナンキに振り回される相場となるのか。

為替
昨晩より、ロシアが外貨準備で円を買い始めるとのことで、円高に進む。
119円台で粘る気配も、暮れ方になって一気に割り込む。

山中貞則というと自民党の税制調査会、自民党の税制調査会というと
山中貞則であった。

その山中貞則のwikiでの項がやたらと面白い。

そもそも山中貞則が税制通になったのは
1958年、岸信介内閣で大蔵政務次官に就任。感激した山中は財政や
税制に関する勉強に励み、これが後に官僚以上に税に精通した政策通と
異名に繋がる。


趣味が読書で
昭和37年8月の衆議院大蔵委員会の席上「私は推理小説の鬼と言われる
ほど乱読する方であります」と云い、松本清張の長編『黄色い風土』を一読
することを、警察庁刑事局長(当時)宮地直邦に薦めている。

数々の山中貞則伝説に
* 県議会議員の選挙では馬に跨って街宣していた。
* 国会初登院時の服装は、アロハシャツだった。
* 一年生議員の頃は名を上げるため積極的に先輩議員を殴り、
  時には本会議場入口で待伏せしていた。
* 大蔵政務次官就任後の初登庁では、紋付羽織袴で乗込み職員たちの
  度肝を抜いた。
* 防衛庁長官時代、74式戦車の名前を「山中式戦車」にしてくれと装備局に
  頼むも却下された。
* 税調会長就任以来の信条として、税制に関する限り一切の陳情及び取材を
  受付なかった。
* 遺言で「後継は山中家から出してはいかん」と世襲を否定し、身内からの
  後継出馬を当然視していた自民党鹿児島県連が大騒ぎになった。


積極的に先輩議員を殴って名を挙げようとした山中だが、途中から税制の
勉強に励み、ミスター税調となったのだ。道徳の教科書に載せたい政治家である。

日本株
米国株高を受けての強い相場。その恩恵は受けず。フィンテックを一部利確。
他と逆行しやすい武田薬品の割合が多いと、流れに乗りにくいことに今更気付く。

武田は悪材料で大きく下げた時に拾うものだと肝に銘じる。自社株買いが恒常化し
自社株買い程度では材料にならず、悪材料はやたらと多いのがこの銘柄である。

伊藤園は反発せず。ヤフーの掲示板にやたらといる「長期保有だからぜんぜん平気」
「優待が楽しみです」とうそぶく森永卓郎系の保有者を演じようかと思うのである。
ああ言う人たちはいつ反対売買するのであろうか。

為替
JPモルガンのレポート、日銀12月に利上げの地ならしが始まったと。
本日は欧州タイムになって円高となる。ありがちな月曜日。

10/11リリースのJPモルガンのレポート。
我らが勝間和代がインデックスHDにunderweightの烙印を捺しつつ
実にステキな罵倒を浴びせている。

華やかな戦略計画に実績が伴わないのが最大の課題。

「口先だけじゃない、あなたって!」って感じである。
しかもご丁寧にインデックスHDがこれまでに掲げた「戦略」とその結果の
未達具合を対照させるコーナーまで設けている。

勝間underweightによって、株価を押し下げに押し下げたサイバーエージェント。
そのブログビジネスでは 実に多くの著名人にブログを持たせている。 
証券界ではマネックス証券の松本社長もそのひとり。

であるならば、SA社はいっそ勝間和代にブログを設けさせてはどうか。
つながりにくい当ブログサービスを、勝間が体験してはボロッかすに書くことに
なるのだろうが、それはそれでよいことであろう。

日本株
武田薬品が年初来高値タイを記録するも、後場になって下げる。
8000円で売り切り、デンソーに乗り換えたいのだが。そう上手くはいかない。

為替
豪ドルがいよいよ90円に達しようとしている。
90円で売る予定だが、しばらく強いとの声強く悩むところ。
日本株
9/5以来、前場後場を見ることが出来た。売買したのは前場だけ。
なので、後場は時間無駄といえば無駄であるが。

武田薬品。7800-7830円でもみ合う。
明日午後の鉱工業生産発表の勢いでもって、年初来高値(7880円)を
越し、8000円に到達してくれんかなあと身勝手に願う。

伊藤園が出来高を伴って暴落。
3900円で拾ったところ、そこから更にもう一波、大口の売り浴びせ。
哀しくなる。主力の「お~いお茶」の9月の販売数が数量ベースで
発売以来初の前年比マイナス。それを指摘したメリルリンチのレポー
トが売り材料に。この程度のことでも伊藤園には一大事なのだろう。
買い残が一気に増えていて、憂鬱になる。

為替
USD/JPY、 120円に向かい、年末には122円てな声も出てきた。
豪は雇用が好調。昨日の中銀総裁の強気発言を裏付ける内容。
着々と90円を目指す勢い。
ボーダフォン・楽天証券・サイバーエージェント運営のこのブログ。
私が関わるものは どいつも こいつもつながりが悪い。
ボーダフォンは急激に東京では電波状況が改善され、楽天証券は
6月の機械受注以降は問題なく来ている。
残すはサイバーエージェントである。携帯は解約金、楽天証券は
ツールで、顧客を縛れたが、さてサイバーエージェントは?

ハーシュマンの「発言と退出」を思いだそう。発言しても聞き入れられない
場合は、ひとは脱北・退出に向かうのである。

日本株
ギャップダウンを理由にシンプレクスインベストメントを買ってしまう。
日足チャートを見誤っていた。失敗。
フィンテックは買値に戻る。さてどうなることやら。

武田薬品は堅調。ボリンジャーBの+2σに達する。一目均衡表では雲を
抜けてくる。日足MACDはクロスし、ぐいぐいと上向く。
10月最終週に、ラマダン明けの中東マネーと月末効果でもって8000円
越えか。ドル高・ユーロ高も後押し。大阪府も後押し。
こういうタイミングで悪材料が出て大きく調整に入るのが武田薬品だが
今回はどうか。

為替
オーストラリアの中銀総裁、さらなる金融引き締めの発言をふんだんに
するも市場の反応弱く。日本をはじめ東アジアへの資源輸出が中心の
オーストラリアにとっても北の核実験は響いている。
週末からの株絡みのニュース備忘録。
・武田薬品の研究所誘致に大阪府、200億円支援との報道。
・武田薬品、米国にてアルツハイマーに伴う睡眠障害改善薬の臨床実験に。
・ミクシィが16日より制度信用開始。

日本株
朝方のみの相場参加。
買いポジ(武田・古河機金・フィンテック)は上げ
売りポジ(電通・ダイキン)は下げで 売りポジ2つを利確し
ご満悦。

GSに発行したMSCBの繰り上げ償還を金曜日に発表したフィンテック、
ストップ高まで買いあがっていく。その後は下げたが、出来高は日頃の倍に
膨らむ。

為替
USD/JPYが119円半ばをも突破。怖くて買えないが。
ロイターは米国の金利上昇で円キャリートレードが再び活発となり、
それが円安の一因と指摘。