手軽に個性を出す方法と書いては見たもののあまり期待をしないでほしいところが本心。

しかし、私のブログを見る人は藁をも掴む思いだと思うのでその一助になれたら幸いです。

 

さて本題。

皆様は台本に書かれているリアクションセリフをどう表現していますか?

①イラついて「あ?」

②疑問の「ん?」

③同意の「あぁ」

④どういうこと?の「え?」

⑤なるほど。の「ふーん」

⑥何も言い返せない。の「…」

これらが台本に出てきたらチャンスだと思ってください。

上記の言葉は言葉であって言葉ではありません。

音なのです。

①はイラついている音がたまたま「あ?」に聞こえただけ

②は疑問に思ってたまたま口から出た音が「ん?」に聞こえただけ

以下、同じです。

 

①で重要なのは「イラついている」ということがわかるという点。

あとは「あ」っぽい音が出ればOK。

どういうストーリーがあって、どういう感情ですか?

その感情のまま、音が出るだけ。

それが出来たらなるべく大きな表現で。難しいなら大きな声で。

 

こういうようにリアクションのセリフをセリフじゃなく感情を表現したらこんな音が出た。という風に考えることができればお芝居はもっと自由になるはずです。なんだったら日本語が違くても大丈夫かもしれません。(演出家さんにもよる)

 

そして声優として一番個性が出るのが「…」だろう。

どんな音を出すかは決められていないのだ。何の感情を持ってどんな体の状態でどんな音が出ているというすべてを考え

全員を納得させる「…」を創り出すのは声優の醍醐味の一つかもしれないし、頭を悩ませる部分でもあるかもしれない。

 

いま、これを見てくれている方の手元に台本があるのでしたら開いてみてほしい。

①~⑥が書かれている部分はどんな場所か。どんな感情がそこにはあるのか。

ぜひ考えて日本語にならない言葉で表現してみてほしい。

一つ一つ考え、表現をし、感情を相手にぶつけることができれば

「個性がない」なんてことは絶対に言われないはずだ。

 

 

最後に私の好きなセリフを。

『貴方にはいつでも選択肢がある。

 選択できないのはその結果を受け入れる覚悟がないだけ。』

覚悟を持ったらどんなことでもできる。

自分の人生です。好きにすればいいと思います。

「やる」も「やらない」も貴方の選択。