表現アーツセラピー・心理療法が目指すもの

 

 

 

私が表現アーツセラピー・心理療法において目指していることは、

・「生きる力」をつけること

・自分の人生を選択して創造する力を取り戻すこと

 

問題を解決することを目的にはしていませんが、結果的に問題は問題でなくなってゆきます。

 

人は誰しも様々な力を持っています。しかし自分との深い部分での繋がりがなくなった 時、自分の持つ叡智とのつながりも絶たれ、表面的に何らかしらの形で問題が生じた時に戸惑います。

 

家族療法の母と言われたヴァージニア・サティアは、表面に現れた行動と心の奥底で求めている真の欲求との差(不調和な状態)が葛藤を生み出し、そのような状態の時に、何らかの形で人生に問 題が現れるといいます。

 

そういう意味で、問題というのは不調和を知らせるサインであり、人生を見直すチャンスだとサティア自身はいいます。人生にあらわれる問題や課題は、私たち自身が深い部分での自己とのつながりを取り戻すためのサイン、ポジティブなキッカケだと思っています。

 

問題は問題ではありません。自分の心と繋がることが癒しの始まりで、結果的に問題がなくなる、それが癒しのプロセスだと考えています。私たち自身は変わる必要がありませんが、問題が生じた時に、私たちは、自分の心と身体と(また魂レベルでの)深いつながりを取り戻す必要があります。

 

人生において何を選択してゆくのか?意識的な選択をすることによって、自分の人生を獲得してゆくこと、また人生を想像して創造すること、それが私自身の目指す心理療法です。幸せになること を目指すのではなく、乗り越える力、すなわち「生きる力」をつけてゆくことで、幸せを選択する力 をつけることが最終的に自然と問題解決へと導いてくれると信じています。