１０数年前、２６歳の時にこの時計に出会いました。
まだ日本でブレイクする前です。
ネットを見ていると、この時計の画像が現れ
衝撃が走った事を覚えています。
見た事がない完成度の高い造形に、まじめすぎず
シャレの効いた遊びのスパイスが漂う。
完全に一目惚れしてしまいました。
その一目惚れは、間違っていませんでした。
そのブランドの名は、
フランクミュラー
ヴァシュロン コンスタンタン、パテック フィリップなど
歴史を積み重ねてきたブランドだけが作る事ができた
超複雑機構をあっさりと学生の時に作ってしまった男。
フランクミュラー
そして、ブランド設立５年でROLEXに並び
2０世紀最高の天才時計師といわれ
ブレゲの再来ともいわれた男。
フランクミュラー
26歳の私は、この男の生き方に完全に惚れてしまいました。
26歳の私は、安給料をはたきこの男の生き方を買いました。
そして左腕にその夢を託しました。
でも
残念。
２００万以下のモデルは、直接フランクミュラーが
関わっていない兼価モデルである事が後で分かりました。
おいおい。
２６歳の相当な決断だったのに。
この直後、芸能人などがフランクミュラーを
こぞって買いTVで付け、いつしかミーハー時計の
イメージがついてしまいました。
でもいいのです。
自分は、その生き方に惚れ
その生き方を買ったから
値段やモデルではないのです。
そんな思いが最近
フランクミュラーからリリースされた
IPhone、iPadアプリを
使いながら頭によぎっています。
この文字盤で電話がかけられる。
いいですね。
コレ。
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