今週末から始まる日本シリーズ。
関西に本拠地のあるオリックス×阪神、持ち味の似ている球団同志です。
メジャー移籍が噂されている、オリックスの山本由伸投手はこれが日本での見納めになるかもしれません。
先月のロッテ×オリックス戦には、メジャーのスカウトが来ていました。
入札の下見でしょう。
優秀な日本人選手が続々とメジャーに行く理由の一つには、手厚い年金制度があると思っています。
メジャーリーグの年金制度は「世界最強の労働組合」とも呼ばれるメジャーリーグベースボール選手会が運営しています。
選手の肖像権管理をしており、テレビ放映権収入等から掛け金をねん出しているため、選手が掛け金を払う必要はありません。
但し、年金を受け取るには最低5年はメジャーリーグに規定の在籍をする必要があります。
そして10年在籍できると満額の年金を62才から亡くなるまで受け取ることができます。
満額は21万ドル。
今日のレート、約150円で換算すると3150万円です。
これを12等分した金額262万5千円が、毎月支払われます。
現時点で満額受給資格がある日本人メジャリーガーは
野茂英雄さん
イチローさん
松井秀喜さん
大家友和さん
ダルビッシュ有さん
満額に届かなくても5年で50%、6年で60%・・というように在籍年数に応じて年金が受け取れるので、メジャー挑戦する日本人選手は、なんとかして5年は頑張ってほしいですね。
因みに、日本プロ野球には年金制度はありません。