歌舞伎の幕見席のように、宝塚でもショーだけ観劇できるチケットが
博多座公演時にはあるそうです(空席がある場合のみ)。
お値段は、半額ですね。
直近では2017年の月組「長崎しぐれ坂/カルーセル・ロンド」
2015年雪組「星影の人/ファンシー・ガイ」で、発売されたとか。
2016年の宙組「王家の捧ぐ歌」も空席が多かったですが、1本ものなので発売はありませんでした。
このようなチケットがある場合を除いて、
真面目で律儀で優しい日本の観客はどんな作品でも全部観るのが普通のようですね。
私は宝塚をよく観るようになってから20年ほどですが、その間でショーだけ観る人がけっこう居る・・・と感じたのは「カサノヴァ・夢のかたみ/ラ・カンタータ!」の時くらいです。
1994年の星組公演で、紫苑ゆうさんの退団公演でした。
相手役の白城あやかさんが好きで、彼女が扮したポンパドゥール夫人の姿が素晴らしく美しかったのが忘れられません。
私は白城さんを見るために通いましたが、初日が開けて日が過ぎる毎にショーだけ観る人が増えてきました。
前列、前々列が数席ごっそり空いていると、ほんとよく見えます。
おかげで、ポンパドゥールのドレスをじっくり見られて嬉しかったです。
このドレスの中には2014~2015年の宙組公演「白夜の誓い-グスタフⅢ世」で、伶美うららさん着用のものもあり、劇団のもの持ちの良さ&維持する技術の高さに感心しました。
「カサノヴァ・・」は小池先生のオリジナル作品で、たしかに退屈な作品でした。
同じく小池先生作、月組の「薔薇の封印」に雰囲気が似ています。
タイトルや取り上げる人物とテーマは良いのに、話に起伏がなくだらだら進むので毎回
眠くなりました。
「ラ・カンタータ!」は岡田先生作で評判が良く、ショーだけ観たい気分も分かります。
全体に大人っぽく、プロローグで紫と黒の衣装で踊るところなど、いかにも豪華でロマンチックレビューでした。
あと、白地に青い模様の衣装で踊るシボネーの場面は中詰めだったでしょうか、そこも好きでした。
トップコンビは白い衣装でデュエットダンスを踊り、ザ・宝塚!というショーだったのを覚えています。
