2016/5/14 17:30

   5/15  13:30(千秋楽)


とうとう終わってしまいました。


プレビュー以外の東京、大阪、名古屋、そして福岡と全部で13公演観ましたが全く飽きず楽しかったです。


平野綾さんもアドリブで

「またこのカンパニーでやりたい」と言ってました。


指揮の上垣さんはツイッターで

「うーん、珍しく終わるのがイヤかも。このまま劇団にして全国をどさ回りするのに一生を費やしてもいいかも・・」


珍しいといえば、こんなにメインキャストとアンサンブルの隔たりが少ない演目は観たことがないかも。

アンサンブルの中から選ばれた人がセンターで歌っているとき

それぞれ立派なキャリアのあるメインの人達が後ろで一生懸命盛り上げていて、感心しました。


東京公演終盤だったと思いますが、山口さんがボーリングのピンになってこける場面までありました。


公演の終盤、ハッピーエンドのためのカップル選びをするのですが、観客の拍手が同じくらいの時はじゃんけんになります。


5/15の千秋楽、女性アンサンブル代表にじゃんけんで勝った保坂さんは

「私はもう犯人に選ばれたから」と、ご自分は抜けて瀬戸さんと平野さんがじゃんけんを勧めました。

今度は、昨日選ばれた瀬戸さんが遠慮するつもりが勝ってしまい

「私はグーしか出せないんだから~なんで~」と平野さんに言っていて、可笑しかったです。

皆さん、優しいですね。


それが観ている側に伝わってきて、何度観ても心おきなく笑えました。


大千秋楽のご挨拶は「2メートル山口」支配人がいつものように

壮一帆特別記念公演にしてくださいました。

壮さんは熊本の震災にお見舞いを述べた後、観客や係った方達への感謝、そしてキャスト全員1人ずつ、挨拶を振ってました。


その、ひとことずつを聞いてもキャストが心から楽しんで演じたことがよくわかりました。

保坂さんは「この公演が伝説になれば」と、言われていてほんとに同感です。



人気も実力も十分のキャスト達が文字通り身体を張って、お客さんを楽しませようとしているのが分かりすぎるほどわかるミュージカルでした。

壮さんのおかげで良いものをたくさん観られて幸せです。