OSK日本歌劇団の公演です。


2016/2/3  15:00 グランフロント大阪 ナレッジシアター


久しぶりのOSK、お目当ての悠浦あやとさん出演&ボルジア家の物語ということで楽しみにしてました。


主役はもちろんチェーザレです。演じるのは桐生麻耶さん。

長身(175㎝)でがっちりした体格、男っぽい顔立ちの方です。


宝塚版チェーザレの久世さんよりは良いかと思いましたが(歌もずっと上手い)、できたらこの役は怜悧な&冷酷な美貌で見たいですね。

今の宝塚なら望海さん&月城さんのような。


ルクレツィアは舞美りらさん、初めてみる方ですが丸顔で歌の上手な方でした。


悠浦さんはホアン・ボルジア。チェーザレのような強い個性の無い役ですが、桐生さんと対照的な甘い美貌の悠浦さんに合った役だと思いました。


お話が主に兄妹間の葛藤を描いていて、私の持つチェーザレのイメージ、政治的野心に燃えるといったものからは遠い上にほぼ台詞劇だったので寝てしまう時間がありました。


その上、史実から離れていってしまうような結末で戸惑いましたが

盛り下がるような歌も無く、ダンスは迫力があって良かったです。

アンコール後にはパラソルを持っての「桜咲く国」もあり嬉しかったです。