2015年の初観劇は2日宝塚大劇場3時雪組公演

「ルパン三世 ―王妃の首飾りを追え!―/ファンシー・ガイ!」


お芝居は小柳先生が、原作のキャラクターを上手に活かした脚本を書かれていて楽しかったです。


革命前のフランスにタイムスリップする創作部分では

宝塚らしさも感じられました。


歌の苦手な早霧せいなさんの使い方には苦労されたようで

お芝居開始後30分後位に最初の主役ソロ歌が入ってました。

今までの記録(ここ20年くらいの間ですが)では麻路さきさんの主演公演の開始後20分だと思うので大幅に更新です。



ショーは定年退職されたはずの三木先生作

こちらも歌が聴きづらいトップスター対応には苦労された感ありありでした。

さわり部分だけ歌ってもらったり・・・で苦心のあとが見えます。


観劇前にディナーショー「SS」をみたりして耳を鍛えて行きましたが

鍛え方が足りなかったのか、マイクのボリュームが大きすぎたのか頭が痛くなりました。


歌については覚悟していたのですが衣装も目に優しくなくて

年明け早々、寒い観劇でした。

特にショー幕開きの衣装

銀ちゃんのお下がりを貰ったヤスにしか見えません。

貧相な体格のトップスターには、その欠点をカバーするデザインや色彩を考えるべきだと思います。


良かったこと、嬉しかったこともありました。

お芝居もショーも退団される夢乃聖夏さんが出番も多く目立ってました。

夢乃さんの場面はいつも明るく楽しく、元気一杯で大好きです。

ショーでは「カノン」の衣装でせり上がり、望海さんと一緒に歌う

「TIME TO SAY GOOD-BYE」涙が出ました。


透水さらささんがお芝居でジャンヌ、月城かなとさんがその愛人で出番が多かったこと。

透水さんはショーでもソロ歌があって、久しぶりに美声を聴けました。もっと歌ってほしいです。