「白夜の誓い ―グスタフIII世、誇り高き王の戦い―/PHOENIX 宝塚!! ―蘇る愛―」

公演プログラムを読みました。


ショーを担当する藤井大介先生の文章の中に

「毎度のことながら、僕にとってまさに神のような存在であるスタッフの先生方には心から感謝しています」

と、あります。


新人公演後の主役ご挨拶でも、スタッフの皆様への感謝の言葉をよく聞きます。

これを聞いて

「身内への感謝の言葉を客を前にして舞台で言わなくても・・・・」

と、言われる方がいらして、たしかに正論ではありますね。


私は、藤井先生くらいショー作家として頼りにされる存在になってもスタッフさんに頭が上がらないんだな、と思いました。

それくらい、宝塚では衣装部さんや大道具、小道具、照明、音響、進行等スタッフさん達の存在は大きいです。



実際、ずっと以前にですが組長さんが舞台スタッフさんに注意されている場面を見たこともありました。


演出の先生が考えたことを、実際に形にして舞台をつくるにはスタッフさんの協力無しではできません。

先生方がこんなことができないかと相談しても「予算と人手も要るしちょっと・・・」と難色示されたりしたら「じゃぁ・・・」とありきたりのものになったり、幕の上げ下げや暗転で片づけたり・・になってしまうのでしょう。


スタッフさん達は人間です。

誰がスイッチを入れても同じように動く機械とは違います。

○○○のためなら・・と動いてもらえる人、反対にやる気出してもらえない人、主演の生徒さんによっても違う気がします。


劇団四季のように、出来上がっている脚本・演出・音楽を輸入して、ほぼそのまま上演するのならば、歌唱力やダンスの力量や滑舌の良さがあれば事足りるのかもしれません。

でも宝塚ではそれ以外に演じる生徒さんの人間性、スタッフさん達を味方につけられる魅力が、良い作品を生み出すために必要だと思います。