北島が、自分の携帯にメールが入ってる事に気づいたのは、朝の通勤電車の中だった。
そのメールには、送信主のアドレスが表示されてなかった。
「何だろう、このメール・・・」
そのメールには、こう書いてあった。
『この前は、スプーンありがとうございました。
おかげで、溶ける前にアイスを食べることができました』
「スプーン?アイス・・・?なんか気持ちの悪いメールだな・・・。」
身に覚えのない内容と、送信主が分からないそのメールを、北島はすぐに削除した。
そのメールが、すべての始まりだった・・・。