渋谷ではたらく広告思想と技術革新 -15ページ目

渋谷ではたらく広告思想と技術革新

サイバーエージェントの内藤のブログです。



ネットを中心に広告業界で起こっている広告の工学的・社会デザイン的(技術革新)な変化と広告の理論的・理念的(広告思想)な変化の2層構造の関係や

会社のことなど、日々考えていることを少しアウトプットしていきます。

テレパル50や行政情報誌など発行するサイネックス(大証)、地域行政情報誌発行拡大も、利益減。


SEMなどネット広告における小額アカウントを対象とした


事業ドメインへの参入を考える場合


一度は参考にするであろう


サイネックス社の3月決算が出てます。


--------------------------------------------------------------------

売上高は前期比13.2%増の73億円、営業利益は前期比43%減の2億1700万円、

経常利益は前期比26.4%減の2億600万円、

当期純利益は前期比35.3%減の1億300万円となった。

プリントメディア事業においては、官民協働事業である

『市民便利帳』等地域行政情報誌の発行地区拡大を進め、

当連結会計年度において大阪府堺市や神奈川県川崎市など

大都市圏を含め45の市や町と共同発行をおこなった。


ITメディア事業では、地域情報ポータルサイト『CityDO!』への

インターネット広告が順調に推移するとともに、

ヤフー株式会社との販売提携による『Yahoo!ヘルスケア』など

プロパティ系の販売も積極的に展開。


これにより売上高は増加した一方で、

プリントメディア事業の受注拡大による経費が発生。利益を落とした。

----------------------------------------------------------------------



詳しく見てみると

(PDFです)


ITメディア事業は前期比0.5%しか伸びてない。


マーケットは伸びているはずなのに。




やり方の問題か。


伸びてるマーケットが微妙にズレているのか。




フジテレビ、セシール買収へ。ディノス子会社化に続き、通販事業を強化


放送、通信の会社が


通販の会社を買収するケースが続いています。


---------------------------------------------------------------

フジ・メディア・サービスは、
セシールの筆頭株主である株式会社LDHから、

議決権保有割合の32.29%にあたる約140万株を、
またLDH子会社でセシールの所有株式数第2位の株主に当たる

有限会社アジア物産から、議決権保有割合の23.92%にあたる

約103万株の全部について、本公開買付けに応募する。

--


成功すれば議決権保有割合の最低でも56.21%を保有することになり

セシールを完全子会社化する。
セシールは上場廃止となる。

尚、5月14日付で公開買付応募契約書を締結しており、

両者は公開買付けに応募させる旨を合意している。

フジ・メディア・ホールディングスグループは、

テレビCM収入が落ち込んでおり、新たな収入源の開拓を急いでいる。

--


公開買付けが成功した際は、ディノスとセシールを合併させる意向。

---------------------------------------------------------------


現状はそんなにうまくシナジーが出てないと思うので


これを機にどこまで踏み込んでやるか、次第ですね。



普通に考えると


買収して、合併させて


TVショッピングの会社に変える、


というのが成功しそうな気がする。



前にも書いたかもしれませんが、


競争は相対的なものであり、


自分達が頑張ってる、頑張ってないとかは


基本的に意味がない、



というのを前提として考えると、



自社や自分の提供しているサービスを評価する際に、


競合のサービスレベルを


どう解釈しているか、というのが


非常に大事になる。




ここを楽観的に、


競合のトップラインにあわせず、


ボトムラインの


できてないこと、失敗した例などにばかり目がいって


競合を甘くみる傾向が


組織にはあると思います。





競合の出来てない話はよくきくけど、


競合の最高のサービス内容はあんまり聞く機会がないかもしれない。




でも、人間の能力は、特に遺伝子レベルで考えると

基本的にあんまりかわらないのだから


自分達だけ圧倒的にできている、という状態は


そう簡単につくれるものではない。





変に楽観的になって


競合を甘くみるな。




自分達が考えているようなことは


大抵競合も考えているし


自分達がやっているようなことは


大抵競合もやっている。



それが現実だと思う。




競合を甘くみていては


自分達のサービスレベルは上がらない。




競合の最高のサービスレベルを常に意識していたい。


自戒の念も込めて。



競合を甘くみている人には


結局、同質化しかできないと思う。