Google、新聞広告プログラム「Print Ads」からも撤退 | 渋谷ではたらく広告思想と技術革新

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サイバーエージェントの内藤のブログです。



ネットを中心に広告業界で起こっている広告の工学的・社会デザイン的(技術革新)な変化と広告の理論的・理念的(広告思想)な変化の2層構造の関係や

会社のことなど、日々考えていることを少しアウトプットしていきます。

Google、新聞広告プログラム「Print Ads」からも撤退


すごく残念。


ネットの代理店としては、マスメディアの取り扱いへと続く、


1つのストーリーだったので。


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米Googleは1月20日 (現地時間)、新聞広告サービス「Print Ads」を

2月28日で終了することを明らかにした。

キャンペーン組み立て済みの広告主に対しては3月31日までサービスを提供する。



Google Print Ads担当ディレクターのSpencer Spinnell氏は

「われわれとパートナーが期待していたほどのインパクトを作り出せなかった」

と述べている。今後も新聞を支援するチームを残すというが、

「Print Ads製品が正しいソリューションでなかったのは明らかだ」とSpinnell氏。

Googleがオフラインに乗り出すのではなく、新聞や雑誌などがオンラインで

新たな読者や収入源を獲得する手助けになりそうだ。

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新聞の広告費そのものが


USだと半分になる、といわれている状況では


正しい選択なんだと思います。



このプロダクトは、


プリントメディアの広告のプラットフォームというよりも


媒体社への個別ソリューションに近いビジネスだったのかもしれません。



デジタルサイネージとかも要注意ですね。



個別ソリューションからプラットフォームへの距離はかなりある


というケーススタディになりそうです。