【博報堂「ヒット因力2008-2009」レポート】 | 渋谷ではたらく広告思想と技術革新

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サイバーエージェントの内藤のブログです。



ネットを中心に広告業界で起こっている広告の工学的・社会デザイン的(技術革新)な変化と広告の理論的・理念的(広告思想)な変化の2層構造の関係や

会社のことなど、日々考えていることを少しアウトプットしていきます。

【博報堂「ヒット因力2008-2009」レポート】


ちょっと言葉遊び的な要素もありますが、


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ヒットを生み出す3つの価値転換ポイントと15のキーワードを挙げている。


A:「足りない不安」→「プラス話材のヒット因力」
「+エコ・健康の達成感」「+2時間ファンタジー」「+背景ドラマ」「+お試し感」「+劇画的アイコン」


B:「過剰さへの不安」→「引き算・リセットのヒット因力」
「純・商品」「単・TPO」「脱・ネットワーク」「根・つなぎ」「懐・カルチャー」


C:「わからない不安」→「規準を明確にするヒット因力」
「数値・履歴の明示」「フォームの明示」「共敵の明示」「連携場の明示」「五感・体感の明示」

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とのこと。


更に、


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“ヒット因力”キーワードのトップ5をまとめると、以下のようになる。


1位 「純・商品」(エコノミーパソコン、プライベートブランド)


2位 「数値・履歴の明示」(能力検定、ゼロ飲料、生産履歴)


3位 「共敵の明示」(メタボ退治、老化退治、CO2退治)


4位 「+エコ・健康の達成感」(高速バス、自転車、異素材フード)


5位 「+背景ドラマ」(アウトレットモール、スウェーデン発カジュアルブランド、
タッチパネル式高機能携帯

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一度、レポートをちゃんと読みたいですね。



一ついえるのは、


「不景気でもヒット商品は存在する」


ということ。



その時、その時で


マーケティングの答えは変化していくので、


外部環境にしっかり合わせて


論理だけでは出せない答えを出していきたい。