茨城で働く「いい女」のインタビューブログ。



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Cherie(シェリー)編集部 VS キャスター神原千恵さん。

「茨城で働くいい女」との対談 Vo.1


Cherie(シェリー)編集部 VS キャスター神原千恵さん

第一回目の記念すべき「茨城で働くいい女」のゲストは、
NHK水戸のキャスターでもあり、イベントや講演会でMCを務める、仕事がデキるいい女、神原千恵さん。キャスターとしての仕事観や神原さんの「いい女」のヒミツを探ります。





<就職のきっかけは、偶然だった?>


編集部/今日は、よろしくお願いします。


神原/こちらこそ。私の場合、取材することの方が圧倒的に多くて、こんな風に逆インタビューされることはほとんどないので、なんだか緊張しますね(笑)


編集部/(笑)。キャスターになりたい方は多いと思いますが、やはり神原さんも、昔からキャスターになりたかったのですか?


神原/いいえ全然(笑)。大学時代は経済学部だったので、なんとなく金融関係の会社に就職したいと思っていました。学生の頃は、卒業後、自分が何をやりたいのか、正直なところ、決まっていなかったですね。ただ、両親の話では、子どもの頃からおしゃべりだったみたいです。


編集部/なるほど。社会人になる前に、こういう方向にいきたいというのはあったとしても、自分の本当の意味でのやりたいことなんて、実際には、なかなかわからないものですよね。そんな中でNHKに決めたのはどうしてなのですか?


神原/就職活動が全滅で、卒業まで残り3ヶ月と迫った時に、NHK水戸放送局でキャスターを募集していると知ったんです。卒業直前に採用の連絡があり、水戸放送局で働くことになりました。今年で8年目。今にして思うとそれも縁だったと思いますし、こうして今も続いていることを考えると向いていたのかなとも思いますね。


編集部/なるほど。自分にとっての天職が見つからないという方には、心強いお話ですね。最初から天職・・・というより、やりながら天職になっていくものなのかもしれませんね。




<思っていたよりも楽しかったクリエイティブな職場>


編集部/実際、仕事をしてみて、いかがでした?


神原/そうですね、とにかく全てが初めてなので、最初の数年は仕事を覚えること、放送局のペースについていくのに精一杯でした。夜遅かろうが朝早かろうが、放送のためなら時間を惜しまず・・という感じでしたからね。もう慣れましたけど。うれしかったのは、新人の私に、アナウンス部の上司や先輩だけでなく、ディレクターやカメラマンなどいろんな人が番組作りについて教えてくれたことですね。発想もおもしろいし、クリエイティブな職場だなぁと思ったのを覚えてます。


編集部/私たちも「職場の雰囲気が良くないといい仕事はできない」と考えていて、チームワークを大事にしているのですが、会社の方々も皆さん感じが良い方が多く、職場が楽しそうですね。


神原/楽しいですよ。アナウンサーやキャスターみんなで飲みに行ったり、休日も出かけたりします。それから、お互いに、それぞれが担当している番組を見て、気づいたところ、こうした方が良いんじゃないか・・とか話し合ったり。会社のなかで、そういった関係を築くのは難しいですよね。みんなお互いの個性とかキャラクターを理解しているし認めているから、できることなのかなぁって思います。


編集部/それは、とても大事なことですよね。お互い成長できる関係ですものね。ちなみに現場の方の発想が面白いという所は、具体的にはどんな所ですか?


神原/たとえば、カメラのアングルであれば、映像の場合は、「どうやったら人が見たくなるか」みたいな見る人の心理的な部分なども考えるので、映像は心理学だと教わりました。そのへんはとても勉強になりますし、私もインタビューなどで、「どうしたらテレビを見ている人にわかりやすくなるか、伝わるか」は、やっぱり常に意識しないといけないな・・・と思ってます。




<意外な人に会えるかも?地元に開放しているNHK公開スタジオ>


編集部/なるほど。さきほども番組のリハーサルと本番を見学させていただきまして、誰でもスタジオ見学が自由にできて、地域の方に開放しているのですね。初めて知りました。


神原/そうなんですよ!2004年の10月から茨城県域地上デジタル放送が始まって茨城県では、はじめての県域テレビ放送なんです。お客さんがいつでも番組を観覧できる公開スタジオで、私は、毎週(月)~(金)お昼前の放送を担当しています。スタジオの見学や職場体験も受け付けていますし、実際に中学生に、コーナーを紹介してもらったり、生放送で活躍してもらったりと、参加型の番組なんですよ。


編集部/本当にそうみたいですね。今日は、琴の先生がいらっしゃっていましたが、いろいろな方も出演されるのですね。茨城県は、テレビ局がないので、こういった情報を発信する場所は、本当に大事だと思いますが。


神原/県内のいろいろな方を紹介していますし、地域の特産品や伝統芸能、それから歌手などアーティストがくることもあります。
こういった情報発信が、茨城の方の何かお役に立てばいいな、と思っているんです。誰かを紹介することで、それを見た方が、勇気がでたり、何かをするきっかけになったりとか。


編集部/情報発信して、人の背中を押してあげるきっかけを作りたいと思ってらっしゃるのですね。こうして神原さんをインタビューしていますと、明るくて元気で、思わずこちらも元気になってしまいますが、仕事で失敗とかしても落ちこまない感じですね?




<失敗がその人の財産を作る>


神原/いやいやそれはありますよ(笑)。私だって。キャスターデビューしたころは、ニュースを読んでいる間に、時間がなくなり、途中で終わってしまったり、コンタクトが原稿読んでいる最中に外れたり・・・。紹介しようと思った建物の前で、名前をど忘れして、でてこない、というのもありましたし・・・武勇伝は結構ありますね(苦笑)。


編集部/確かに。誰でも最初から何でもうまいわけではないですものね。場数というか、そういった場面をこなしていくことがやりたいことをやることにつながってくるのかもしれませんね。神原さんにとって、キャスターの喜びとかやりがいって何ですか?あるいは、何かいい仕事をするために心がけていることとか、勉強していることとか?


神原/やっぱり、番組を見た人が喜んでくれる、楽しんでくれるということがうれしいですね。シェリー編集部の方々も同じだと思いますが、考えていることが映像とか形になって、それを喜んでくれる人がいる・・・ということは最高ですね。自分で勉強していることとといえば、たとえばテレビを見ていて、このナレーション素敵だなと思ったら、その文を自分で同じように言ってみたりします。そのナレーターが、どこをどう強調するために声を高くしたり、間を空けて話したのか、気になります。それから早口言葉は、いつも言っています。あとは、本を読むことと、たくさんのネットワークを含めた人との出会いでしょうか?シェリー編集部さんともひとつの出会いですし(微笑)。


編集部/ありがとうございます。でも私たちも神原さんのフットワークの軽さは、やはり心地良かったんですよね。というのは、私たちは、仕事柄、一緒に仕事する方が「打てば響く」感性を持っていると仕事の質があがります。結局、私たちみたいな、ある意味「人の想い」を表現する仕事は、やはり「人の想い」に敏感でないとできないと思っているので。他には?


神原/あとは、人の人生とか、生き様に近づけるというのは、やはりこの仕事のありがたいところです。自分よりも何十年も多く生きてきた人生の先輩方に会って、直接お話を聞けるというのは、刺激になりますね。自分で取材して、ビデオカメラもまわす、編集もする、インタビューもするっていうのは、やはりそういう部分が垣間見えてありがたいところですね。




編集部/たしかに。基本は人と人とのコミニケーションですものね。取材する方なんかはどうやって見つけたりするのですか?民間じゃない方で、どこにこういう人がいるっていう情報を入手するのは、意外に見つけるのが難しいような気がしますが?


神原/私は、茨城県出身ということもあり、直接紹介されることも多いですね。その辺りは、人のつながりが濃い茨城県の良さかもしれません。あと、県内の市町村の広報紙、新聞の茨城版をいつも読んでいますね。


編集部/なるほど。インプットがないと、アウトプットってできないですよね。


神原/そうですね。でも、まだまだ私が知らない素敵な方がたくさんいると思います。ぜひ、地域の情報や、みなさんの周りの素敵な人、教えてほしいです。


<いい男・いい女とは>


編集部/これからも茨城県をメインに活動を?


神原/そうですね。茨城が大好きだし、自分が育ってきたところなので愛着もあります。


編集部/なるほど。このインタビューのタイトルでもある神原さんが考える「いい女」とは、どういう方ですか?


神原/そうですね。まず「いい男」は、自分の得意分野を持っている人。好奇心をそそる感じの・・・。そういう人の話って、自分の知識も増えて勉強になるし、楽しいですよね。「へぇ~そうなんだ!」と新しいことを知る喜びがありますね。いい女は、「凛」とした女性にあこがれます。自分もそうありたいと思いますし。


編集部/男でも女でも、美しさとかカッコよさって、年齢によって違いますし、年齢にあわせたいい歳の取り方をしている人は、やっぱりカッコいいですよね。では、これからやってみたい仕事の領域は?


神原/うーん。いま、メインの仕事は番組キャスターですが、ニュースを読んだり、朗読やラジオのパーソナリティをすることもあるんです。ですから、今やっている仕事を、もっと工夫したり、努力したいですね。


編集部/これを読んでいる方の中には、将来キャスターになりたいと思っている方もいらっしゃると思いますが、仮に一緒に仕事をするとしたら、どんな方に志望していただきたいですか?


神原/やはり、茨城県が好きで、元気で明るい人が向いているのかな・・・と思います。
あと、いろんなことに興味をもてる人だと良いなと思います。というのは、私は小学生の頃から理科が苦手なんです。だけど今、大学の理学部の先生方と一緒に番組を作っているんです。大人になってから知る「理科の世界」、けっこう面白いんですよ。


編集部/最後にこのインタビューをごらんになっている方々にメッセージをお願いいたします。


神原/東京出張から帰ってくるときに、常磐線の電車から筑波山が見えるとほっとするんですよね。食べ物もおいしいし、人もあったかい。これからの茨城のことを、放送で伝えて行けたらいいなと思っています。「この地域イベント、PRしたいな」というとき、「それじゃ、神原さんに言ってみよう」と思ってもらえるような存在になりたいです。ぜひスタジオにお越し下さい。お待ちしています!




神原千恵(かんばら ちえ) さん 


1977年(昭和52年)4月28日 茨城県筑西市生まれ 30才 血液型A型
茨城県立下妻第一高校→中央大学経済学部国際経済学科 卒業
2000年(平成12年)~ 日本放送協会 水戸放送局リポーター。
総合テレビ「こんにちは いっと6けん」「首都圏ネットワーク」で
茨城県の話題をリポート。
また、NHK-FM「fm水戸アップデート」パーソナリティを担当。
現在は、茨城県域地上デジタル放送
「こんにちは いばらきわいわいスタジオ」
(月~金 11:30~11:54)のキャスターを担当。
公開スタジオで茨城県民のみなさんと生放送に奮闘中!


<ニュースキャスターのかばんの中身>





<神原さんの最近読んでいる本>





<ある日の蒲原キャスターの一日の仕事の流れ>

7:00   起床  (散歩、読書、テレビなど)シャワー、掃除

9:00  出勤

10:00 生放送の打ち合わせ、リハーサル

11:30 本番

12:00 生放送終了

13:30 翌日の放送準備(担当ディレクター打ち合わせ)

      県内のイベントの打ち合わせ

17:00 ラジオの収録

18:00 ラジオ番組本番スタート

19:00 ラジオ番組終了 翌日の放送原稿・字幕作り

20:30 帰宅

21:00 友人と情報交換をかねた食事、ヨガ、読書

24:00 睡眠




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次回も茨城で働く人、また茨城出身で活躍されている、

すてきな「いい女」をインタビューしていきます!


あなたの周りにいる「いい女」の情報もお待ちしております。


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