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Presents

私たちが生きる中で、たくさん貰っている愛情。それはまるでプレゼント(Presents)のようです。読者のみなさまの心にそっと残るPresentsを贈ることができるよう、言葉を選びながら日々の体験を記述していく、25歳大学院生のブログです。

「低所得世帯」の稼ぎ頭、非正規雇用労働者が150万人に
厚生労働省はこのほど、2013年版労働経済白書を発表した。それによると、一家の所得が単身世帯で200..........≪続きを読む≫


これは酷いな。
25-34歳の4人に1人が非正規労働者なんて、そりゃ結婚もできないわけだ。

お金に関して、どうも同年代の人たちに危機感が足りないように思えるのは私だけだろうか?
非正規でもいいという考えは甘いと自覚している人も多いのだろうけど、
「準非正規」というか、このままいっても非正規になるだろうという人は案外多い。

典型例の一つはアミューズメント業界。つまりパチンコ店員
何をどう考えてこの業界を選んだのか、社員さんに問いただしたくなる。
(私の近くにいた人はこの業界に行ったから、調べたし言えるのだが)
どう考えても40-50歳まで働けないと考えたらわかると思うのに。

もうひとつの典型例はIT業界
これはもう騙しのような世界なので、アミューズメント業よりは同情したくなる。
私がIT専門だからというのもあるが、周りにはIT業界に足を踏み入れる人が多い。
ここは新卒では非常に入りやすい。しかも良い企業に。
「本当に」できる人たちには、自由だし楽しく働けるしとても良い労働環境なのだろう。
しかし恐ろしいのは、99%の人は転職を余儀なくされるということ。
そう考えると銀行みたいなものなんだろうが、それよりも酷いと私は思う。


非正規労働者の記事でどうしてアミューズメント業界とIT業界を並べたか。
それはどれも「給料が年齢・転職と共に低下していく恐ろしい生き方を迫られる」からだ。
若いうちの貧乏や苦労はいいけれど
女性は子供ができると、主婦たち間の見栄の張合いとイジめの世界に飛び込むわけだから、子供にお金をかけざるを得なくなる。
男性も冠婚葬祭などで後輩たちの金銭的面倒を取らされる必要も出てくる。
転職先が極端に減少する。
そして、両家の両親の介護、病気。
何より自分たちの健康に不安が募っていく。
恐ろしく出費がかさむ。
そんな中住宅ローンがかさむ。
子供たちは大学にでも行けば、恐ろしい程の授業料を払わないといけない。

こうなることくらい少し考えればわかると思うのに、
・年齢を重ねるほど支出が増え
・生活の質は上げると落とすことはできない人間心理

を考えずに、そして無視をして、
若い頃の苦労は買ってでも、というにも関わらず、楽しさややりがいといったリクルートの甘い言葉に転がされ、
給料が下がっていく業界に飛び込む。
貯蓄が思うようにいけばいいが、そんなことも難しいのに。


なんてことを思いました。
お金にもっとシビアにならないと。
お金だけを追い求めてきたバブル期以降、その反動で極端に「お金だけでは幸せになれない」という思想が一部の世代で広がってしまったんでしょうね。
お金は幸せになる条件だと私は思います。
最低限は必要ですよね。
大人になるとはどういうことか?
その答えが詰まっている作品だと思う。
愛情・友情・裏切り・信頼。
そんな大切な感情を呼び起こしてくれる素晴らしい作品。
改めて感動した。

親に心配かけなくてもいい人にならないといけないな。
恥ずかしながら、そんなことまだ言えない。
決心が大切だと思う。
教育にはレベルがあることに気づいた。

レベル1: 信頼構築
何故あなたに関わるのか、どうなって欲しいのかを伝える

レベル2: 誤りの指摘
どこが間違えってるのか、正解は何かを示す

レベル3: 正解への導き
どうすれば誤りを正せるかを示し、トレーニングをさせる


社会人になるに従い、レベル2までしていただく機会が減ることが恐ろしい。
それに気づかされるのは就活だと思う。
何故採用されなかったのか、どうすればいいのか。
自ら気づき、改善策を考えなければならない。
レベル2をしていただく有難さを感じ、レベル3までしていただいた時には心からお礼を言わなければならないだろう。

逆に、教育する立場の時はレベル1を重要視しなければならないと思う。
貴方のことを大切に思うからここまで言うんだよ。
こうなって欲しいんだよ。
そんな信頼感やビジョンを伝えることから始めなければならないと思う。

家庭教師をしていて気づいたことでした。
今日はくらーい話です。

離婚について

近年、3人に1人は離婚するといわれます。
本当かな?と疑問だったのですが、今日調べて「統計マジック」が利用されていることがわかりました。
答えを先に言うと「5人に1人が離婚する」というのが妥当な数字のようです。

これは、離婚率の定義が、その年の婚姻件数に対する離婚係数で計算される場合が多いからです。
このグラフを見てください。
ここ40年間、離婚件数が増加している一方で、婚姻件数も減少しています。
つまり結婚する人自体が少ない。
4人に1人は結婚しないそうです。
なので、そもそも分母が小さくなるから離婚率が急増しているように見える。
これが統計マジックです。
といっても、5人に1人が離婚するって嫌な時代ですよね。
もう少し責任をもって結婚をしろ!と言いたくなります。

その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、
悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、
真心を尽くすことを誓いますか。
という宣言はどこにいったのか?!と言いたくなりますよね。
責任感と決意の問題だと思うのですが。


ちなみに、類は友を呼ぶのか、生活・労働環境が過程を破壊するのかわかりませんが、
離婚しやすい職業というのは本当にあるようですね。
基本的に労働時間が長かったり、不規則だったりすると、不満も増えるし不倫しやすくなるそうで。
男性だと金融系やサービス系。
女性だと医療従事者。
が離婚率が圧倒的に高いようです。



相対的貧困率

そんなことを調べていると、こんな言葉に辿り着きました。
この統計指標が妥当でないという指摘があるそうで、私も大いに賛成ですが、
この指標からも見えるものはあります。
これは、国民一人ひとりの所得を順番に並べ、中央の値の半分より低い人の割合を指す。
つまり世界的にみるとお金を持っていても、その国では相対的に貧困を味わってしまう人の割合である。
この数値、実は日本では、一人親世帯の貧困率が際だって高く、50%を超えている。
特に女性の労働環境の不整備により、母子家庭がこれに陥るため数値増加に拍車をかけているのだそうだ。

離婚はできる限りすべきでないと私は思う(もちろんDVされたりすると別だが)。
しかし、離婚しようにもお金がないからできないという女性がいて、そのため心の病にかかる人も多いと聞くと悩ましい。
正社員の地位を失った女性にとって、離婚とは大きな決断のようだ。



闇金の利用率

そんな貧困層がどうするのかというと、お金を借りることもあるだろう。
そう思い、闇金の利用率を調べてみたらなんと国民の5.1%が実際に利用したことがあるという。
これは驚くべき数値だと私は思う。

正直私は、闇金と遠い世界で暮らしていると思ってきたし、幸運なことにこれからもそうだと思う。
しかし、トイチであっても、年利 365% (単利)、年利 3142% (複利)という莫大な借金を背負うことを(恐らく)わかったうえで、でも借りてしまう人が20人に1人もいると思うとゾッとする。
金利の恐ろしさ、しかも複利にした場合の悲惨さを思い知らない人たちは、どん底の生活に陥る可能性もあるのだろう。



私は本当に幸運だと思うのだが、とても素晴らしい家族に恵まれ、幸せに育ってきた。
だからこそ、こんな闇の部分を知らないし、だからこそ知らなければならないのだとも思う。
と同時に、インドという貧富の差がバカにならない国も見ている以上、貧困に陥ったら世界に出てみる可能性というのを知らせることも必要だと思う。
日本の貧困層がフィリピンに行けば、どれほど豊かな生活を送ることができるか!!
大量消費型の産業構造から、one to oneマーケティングの時代に変わってきていることが根拠になるように、バブル前後の時代に信じられていた「絶対的な価値観」は崩れ、「個々人オリジナルの価値観」が強調される時代になりました。
つまり価値観が多様化してきたわけです。
今回は価値観の多様化と幸福論を考えたいと思います。

一昔前は、「こうすれば幸せだよ」という成功の定義や基準があり、それを目指して努力することが成功であり、成功者=幸せという関係があっただと思います。
つまり社会的な幸福解があり、それを見つける努力が大切でした。

しかし、その価値観自体がバブル崩壊と共に崩れ落ちました。
私たちはが信じていたもののメッキが剥がれ落ちました。
解がなくなり路頭に迷うことになりました。
ゴールも無ければ筋道もない。
自由過ぎるが故に迷うしかない。
孤独で不安で。
正解を己で規定する世になったのです。

これは非常に辛いことだと思います。
特に日本人には。
みんなと一緒、普通、これらをすがるだけでは虚しさをも感じてしまう。
こんな世の中なんじゃかと思います。

だからこそ我々には
・何が自分にとっての幸せなのかを規定し(ゴールを定め)
・価値観を共有できる親友・伴侶・企業を見つけ(チームを結成し)
・それを信じて生きていく
ことで幸福感を得るしかないんだろうと思います。

結婚相手に求めるのは価値観の一致とも言われますが、まさに時代に適った意見とも思います。
私たちにとっての幸せってなんでしょうか?