The Secret of Living A Meanigful Life
先日、「その時歴史が動いた」の話題を出したので、
その中から少し話を。。
マーティン・ルーサー・キングJrが、
1963年のワシントン大行進で「I have a dream」の演説をする約8年前。
アラバマ州モンゴメリーで、ある事件が起こった。
人種隔離法に基づく乗車ルールがあり、
前方は白人用の席、後方は黒人用の席に分かれていた。
しかし、満席になると、黒人は白人に席を譲らねばならなかった。
ある黒人女性はそれを拒否し、席を譲らなかったために逮捕・起訴されることに。
これに抵抗を示したキング牧師を始めとするモンゴメリーの黒人たちは、
「バス乗車ボイコット運動」を開始した。
この運動はまたたく間に広まり、およそ一年間にわたり継続されることとなった。
その期間でのこと。
ある日、黒人の老婆が不自由な足を引きずりながら道を歩いていた。
これを見かねたバスのドライバーは、
バスを停め、老婆に乗車することを勧めた。
しかし、老婆はこれを拒否。
そして、ドライバーに対し、こう言った。
「私は自分のために歩いているのではありません。
私の子供や孫のために歩いているのです」
と。
この言葉が、何より最も印象に残った。
むしろ、それ以上に感動した。
さまざまな事柄の本質を表す言葉だと思った。
「誰のため」、そして「何のため」に老婆が歩いているのか、という点で。
「正義」を信じるだけでなく、それを行動に起こすこと。
「自分のためだけ」に行動しているのではない、という意識。
これが「信念」を持った人間にのみなせる業であろう。
また、
老婆が歩いていた「道」を「人生」に置き換えても同様なのではないだろうか。
人はみんな、「過去」と「未来」を繋ぐために生きている。
(それを意識しているか否かに関わらず)
問題は、「どのように繋ぐか」ということ。
自分は、
「何のため」、「誰のため」に勉強しているのか?
「何のため」、「誰のため」に働くのか?
そして、
「何のため」、「誰のため」にいま生きているのか?
この答えをそれぞれに見つけることが、
「やりがい」や「生きがい」となるはずだと信じている。